毎週火曜　夜10：00から30分間お届けしているFC東京の応援番組
「まるごとFC東京」聞き逃してしまった方、電波が届かず聞けない方
どうぞご覧下さい。

◇U-20代表選手の帰国報告会見

さて、FIFAワールドユース選手権大会オランダ2005、この試合に
U-20日本代表として出場しましたFC東京の増嶋竜也選手、そして梶山洋平
選手の、帰国後の会見の模様をお届けしていきましょう。この会見は先週
の土曜日25日に小平グラウンドで行われました。大会に参加してつかんだ
手応えや収穫について語っています。まずは増嶋選手からお届け
しましょう。

増嶋竜也選手
「オランダ代表をはじめとした強豪チームは、やっぱりスピードだったり
フィジカルだったり強さだったりがこれまでに経験したことのないものだ
ったので、そういう部分をもっと鍛えていかなきゃ世界では通用しないな
ということを肌で感じましたし、フィードだったりヘディングは勝ってる
部分もありましたんで、そういうところをもっと伸ばして、いい意味で自
信につなげていきたいと思いました。
ワールドユースはやはり注目されますし、チームにアピールする場でもあ
りますし、世界にアピールする貴重な大会だったので、自分としてはここ
で変われるいい機会だと思って（コンディションを）合わせてきたので、
ワールドユースにかける気持ちはすごい強かったんで。結果として上には
上がれなかったんですけど、すごいいい経験が出来てよかったです。」

計り知れないほどの、何か体験、経験が身についているんじゃないかそん
な気がしますね。かわりましては、この試合ホント待ち望まれた存在
だったんですね。梶山洋平選手です。

梶山陽平選手
「この大会で国際経験というとてもいい経験が出来たので、この経験をこ
れから先に生かしていけるように、毎日の練習を頑張ってやっていきたい
です。
ゴール前で最後の、シュートやパスの精度とか、海外に比べてちょっと低
い部分があったので、そういうところを高めていければと思います。あと、
ボールを持ったり、パスするのはある程度できたんで、これからもそうい
う部分を伸ばしてやっていきたいです。
やっぱりひとつでも上に行きたいっていう気持ちを持ちながらやってたん
ですけど、結果的にはベスト16で負けてしまったんで、とても残念だなあ
っていうのがあります。Jリーグで試合に出て、いいプレイすれば上につな
がると思うので、やっぱり、毎日の練習からしっかりやって、チャンスを
もらえるように頑張ってやりたいです。」

梶山選手は今回得点のアシストもしていますよね。そういった意味では
本当に、ワールドクラスの大会でできているという自信が本当に大きかった
んでしょうね。これまでは比較的、あのインタビューを受けるとき、
ちょっと小さな声で話すことも多かったんですけれどもね、今回の記者会見
では本当に、堂々と、自分の考えを声を前に出してしゃべってるという感じ
がしましたよね。本当に、自信が大きくついたんじゃないかと思いました。
さてこのワールドユースオランダ大会なんですけれども、最終的にアフリカ勢、
または南米勢が勝ち残っていったということで、世界の若手のサッカーの勢力図
もまた少しずつ、塗り変わっているのかなという感じもしますよね。
この世界のサッカーと肌で触れ合った、FC東京の二人の選手。将来の日本
代表としてもちろん2010年のワールドカップなども目指していってもらい
たいというところなんですけれどもね、まずは、この大会で持ち帰った経
験をJリーグの試合で生かしていってもらいたいなというふうに思いますね。
以上増嶋選手梶山選手のワールドユース、帰国報告会見の模様をお伝えし
ました。

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担当　中野いずみ