東京オアシス放送について ゲスト「飯野遠」さん
- 2021.01.15
毎週木曜日21:30から放送しいています「東京オアシス」に
劇団民藝の飯野 遠(いいの おん)さんにご出演していただきました。
令和3年1月21日放送
劇団民藝は1950年に創立され、
三大新劇の劇団の1つとして民衆に根差し、
民衆の喜びや励みになるような演劇芸術を日本の津々浦々まで届け続けてきました。
宇野重吉さんをはじめ、滝沢修さん、大滝秀治さん、奈良岡朋子さん、樫山文枝さん、日色ともゑさんなど
数々の名優を輩出し現在も創立時のコンセプトを軸に160名以上の劇団員で幅広い演劇芸術を展開しています。
今回ご出演の飯野さんは、2月の公演「地熱」の主演女優です。
<内容>
- 劇団民藝の歴史
- 劇団員の特に新人は、舞台が終わると大工道具を持ち裏方部とともに働く。衣装も自分たちで管理をする。その理由…
- コロナ禍で感じた生の舞台への情熱と感謝
- 飯野さんが数多ある劇団の中から民藝を選んだ理由
- 2月公演「地熱」のみどころ
- あらためて語る劇団民藝の魅力
飯野さんは数年調布市にもお住まいでいらしたとのこと。
国領駅そばの焼肉屋さんでバイトをしていた日も懐かしいですと。
印象的なのは飯野さんが語る劇団民藝の魅力に「アンサンブル」という言葉がありました。
一人のスターを際立たせる為の公演ではないということで
現代は「協調」という言葉に違和感を持つ若者も多いかもしれないが、
総合芸術が文化を作り、支える支えられるという構造は社会生活そのもの。
飯野さんは劇団生としての営みが社会勉強そのものだと語られていました。
この閉塞感に押しつぶされそうな今こそ生の芝居、観たいですね!
そしてなんといっても主演女優の目力には吸い寄せられます。
収録の際は飯野さんの真っ赤なセーターと華やかなお顔が第2スタジオをぱっと明るく照らしてくれました。
ぜひ、お聞き下さい。