午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:深澤国久)
- 2020.11.13
皆さんこんにちは。調布のお店の宣伝マン 深澤国久です。
先週末乗り鉄なるものをしてきました。
地方鉄道に乗車してきましたが、地元の方々には欠かせない公共交通機関。
また沿線のお子様が手を振って下さることもしばしば。
なんか心がほっこりとしますね。
でも都心に変えれば、また元の感覚に戻りますが。
さて今週は布田(調布駅近)に出没です。
お茶の田中園さんにお邪魔しました。
地元の方はご存じお茶の名店です。
旧甲州街道天神通り入り口を越えたらすぐ左です。
お話は3代目(お茶と海苔の専門店としては2代目)になります
田中國男さんにお話をお伺いしました。
そして今週の調布市観光親善大使兼ミス調布2020はこの方
熊ちゃん事熊木仁美さんです。
皆さん調布が神奈川県の時代があったことはご存知ですか?
田中園さんのはじまりは。
その時代1887年(明治20年)にさかのぼります。
その年に発行された蚕の卵を品種改良し卵を産み付けられた
蚕種紙の取引を行う許可証があり、お店のディスプレイで見る事が出来ます。
その証明書に神奈川県と記されています。
そののち戦後に入って陶器を扱っていましたが、先代の2代目でお茶の販売をするようになり
夏場にも影響がないようにと海苔の販売を始めました。
そして現在の國男さんが3代目(田中園では2代目)になりました。
ところでお茶。といってもたくさんの産地がありますが
田中園さんは静岡。それも掛川茶です。
お店の店頭の幟にもあります。
掛川にはお城もありますし新幹線も停車します。
そんな掛川。
理由は田中國男さんが掛川のお茶づくりをされていたこと
また味の濃さと甘みのバランスがよく、上品である事ということです。
そしてお話の中にもありました。
農林水産大臣賞と天皇杯を受賞した茶葉と
話にはなかったのですがお茶の品評会の産地賞の茶葉と受賞した茶葉が1セットで販売もしています。
上記商品もおススメですが
冬の深むし茶もおススメです。
今回はその掛川茶を熊木さんに食レポしていただきました
小渕さんがうどん。林さんが餃子と数珠つなぎでやってきました。
飲む音もと思いましたが熊木さんが音を立てずに飲まれました(常識ですが)・・・
その音を聞かせようとした私反省です。
ラジオにも話に出ていた無茶ぶり。お茶を無茶ぶりです。
それでもしっかり食レポされていました。
皆さん慣れてきた模様で私のほうが緊張してるくらいです。
お店にはこんなサインも
またお茶には殺菌効果があると言われていて
大学の研究により、お茶でうがいをすることで、風邪予防になるといわれ
とくにインフルエンザの予防にもつながると言われています。
お茶は最強説もあるくらいです。
皆さんも実践してみてください。
ところで最近お茶と言えばペットボトルで飲むもの?と思っている世代も多く
茶を淹れるといういい方もわかっていない世代もあるとのこと。
なので急須を知らないまたは使用の仕方がわからないという方もいます。
もちろんそんな急須やお茶碗のコーナーもあります。
そして海苔も忘れてはいけませんね。
昔缶のケースに入った海苔を食べてました。
このケースを開ける音が好きで用もなく開けたり閉じたりしていて
怒られました。
放送中には触れられませんでしたが、調布のてぬぐいもあります。
ぜひお買い求めください。
さて最近では急須でお茶をなんてことをするご家庭も減ったのでしょうか
実家では朝起きますと父が一番茶を先祖に朝の挨拶の際に捧げていました。
今でも実家では兄がそのことをしています。
もちろんペットボトルのお茶も飲みますが、実家では急須に入れたお茶を飲みます。
そういった文化も過去の遺産になっていくのでしょうか?
この文化は受け継がれてほしいですね。
最後にご主人の田中國男さんと調布市観光親善大使兼ミス調布2020熊木さんとのお写真を。
皆さんありがとうございました。
【お茶の田中園】
営業時間9:30~19:00(日曜定休)
電話042-487-2525
HP