毎週火曜　夜10：00から30分間お届けしているFC東京の応援番組
「まるごとFC東京」聞き逃してしまった方、電波が届かず聞けない方
どうぞご覧下さい。

◇ヤマザキナビスコ杯予選リーグ第3節(5/21＠味の素スタジアム）試合終了後の選手
の声
さ、かわりましては、ナビスコカップ予選第３節、ジェフ千葉戦の試合終了後の選手
のインタビューを聴いていただきましょう。まずはこの日、後半から出場しまして、
改めて豊富な運動量をアピールしました戸田選手のインタビューをお聴きください。

戸田光洋選手
「前半あれだけ辛抱したんで、後半もう一気に前から行かなきゃと。自分が入ってど
うしてやろうっていうより、今日はもうとにかく、一点負けてましたんで、前から点
を取りに行くことだけを心掛けました。やろうとしていることは徐々に出来てきたと
いうか、一試合一試合、今日はこういうゲームプランでやろうという共通意識を選手
みんながもって試合に臨むことについてはどんどんよくなってきたと思うので、この
まま続けていって結果を出せればと思います。」

戸田選手、惜しいヘディングもありました。次節期待しています。
続きまして、約２ヶ月ぶりの復帰を果たした三浦選手です。この日は久々の出場だっ
たんですが、２ヶ月も戦列を離れたとは思えないほどコンディションがよかったよう
なんですね。自分のベテランとしての経験を生かして、最低でも引き分けで終わらせ
たかったと語った三浦選手なんですが、ケガで戦列を離れたところから見た連敗中の
チームには、いったい何が足りなかったんでしょうか？

三浦文丈選手
「みんなやっぱり、連帯感がちょっとなかったなっていう気が。みんなすごい一生懸
命頑張っているんだけども、個々にバラバラに頑張っていて連帯感がなかったですね
。組織としてみんなが連動して動いていかないと。今日もジェフと同じ走りっこのサ
ッカーをしたらやっぱりジェフのほうが強いだろうけども、とにかくちゃんと組織整
えてやったら後半のように押し込めるしセカンドボールも拾える展開になると思うか
ら。そういうのが、やっぱり連敗しているときには足りなかった気がする。まあ、（
これまでの）負けてたことを言ってもしょうがないから、これを続けて、もっと精度
上げてやることが第一かな。」

三浦選手から見ていますと連帯感というものがちょっと足りてなかったんじゃないか
というふうに感じたということなんですね。そのへんやっぱり文丈選手がみんなをつ
なぐ役目を、引っ張っていく役目をしてくれなきゃというふうに、思ってしまうんで
すけどもね。はい。ぜひこれからも出場しつづけて欲しいと思います。さあそして文
丈選手からサポーターの皆さんに向けてこんなメッセージをいただいています。

三浦文丈選手
「サポーターがね、本当に熱い気持ちっていうのを伝えてくれた。選手はもちろん自
分たちのために戦うのももちろんだけれども、応援してくれるサポーターのために、
絶対にこの状況から逃げないで、戦いつづけます。
（勝利を）待っていて下さい。」

逃げないで戦いつづけるというメッセージでした。まあね、こういう状況も今までの
東京にはなかったことですから大きな経験になると思って、みんなで力を合わせて抜
け出ていって欲しい、そんなふうに思います。

さて、最後にですね、試合後半途中に相手選手の足が頭に当たって倒れこんだ茂庭選
手なんですが、試合終了間際にもときどき頭を振ったりしてちょっと心配でしたよね
。試合が終わったあとは、この衝撃を受けました右の耳の裏をアイシングして、ター
バンのようにテーピングを巻いちょっと痛々しい様子でした。試合中は、三半規管が
影響があったようで走っているときはいいけども、立ち止まると気持ちが悪かったと
いうことなんですね。で、この試合の間は結構厳しいコンディションでプレーしてい
たようなんですが、終わったあとは自力で歩いていましたし、ご本人大丈夫ですと話
していました。これがあまり影響ないというように祈りたいと思います。強力なディ
フェンダー、必要です。頑張ってもらいたいと思います。

以上、ナビスコカップ予選　ジェフ千葉戦試合終了後のインタビューをお届けしまし
た。

◇近藤祐介選手インタビュー
今週はここから、近藤祐介選手のインタビューをお届けします。３年目のシーズンを
迎えて、今年は大きな飛躍が期待される近藤選手。まずは３年目の意気込みについて
、また新人の頃と今と何が違ってきたのかうかがってみました。

「去年、チャンスがあって点が取れなかったんで、今年ははちょっと貪欲に狙ってい
こうかなと。チャンスは出来てるんで。後は決めるだけです。（新人の頃に比べると
）落ち着きが出てきたかな。自信がついた。」

やっぱり３年目ともなると落ち着きが出る、やっぱりね、周りがよく見えるようにな
っているのかもしれません。さ、このように語る近藤選手。待望の今季初ゴールは、
リーグ第１１節の大宮戦で生まれました。そのときの心境についてうかがいました。

「ま、狙って決められたんで。あの場面では、もう言うことないと思います。ま、入
ることは嬉しいんですけど。狙ってやったほうが気持ちいいかなと。」

さあ連敗にあえぐチームを長いトンネルから抜け出させる　一役担ったゴールでもあ
りましたこの今季初ゴール。この日はですね、Jリーグ通算10000ゴールがかかるとい
う注目の試合だったんですね。結局祐介選手のゴールは10001ゴール目を飾ることに
なったんですが、やっぱりちょっと残念だったんでしょうか。

「いや、そんなことないっす。10001ゴールじゃないですか。（10000万ゴールからの
新たな）始まりは僕なんで。だから別に。みんなからオマエ10000ゴールじゃなくて
よかったよって言われたし。オマエには似合わないよ、くらいなことを言われてたん
で（笑い）」

Jリーグの新しいスタートのゴール、という意味では、近藤選手にふさわしいのかも
しれません。さて、チームのほうでは、ルーカス選手が怪我で戦列を離れざるを得な
くなっている今、先発のチャンスにも恵まれた近藤選手。まだ発展途上のストライカ
ーはいったいどんな目標を持っているんでしょうか？

「とりあえず5点くらいとりたいかな。僕ヘディング苦手なんで。ヘディングで点を
取りたいかなと。」

ヘディング苦手？身長は高いのでね、ぜひ得意になっていってもらいたいと思います
。さあそして近藤選手といえば、最近試合の途中で足をつってしまっている姿を見か
けるんですが、これは体力不足というよりは、緊張とか、精神的な部分から来てる部
分も大きいということなんです。で、この足つり対策に、周りからはこんなアドバイ
スを受けているそうです。

「カリウムを取ってる。みんなからカリウムを取れって言われるんですよ。つらなく
なるからって。バナナ喰え
って言われるんですよ。なるべくフルで戦えるように頑張ります。」

バナナを食べて足つり対策。差し入れにはバナナがいいかもしれません。さぁそして
、こんなこぼれ話も飛び出しました。

「実は人見知りなんです。女の人だとくにそう。結構ファンとか、サインねだられる
じゃないですか。僕、なれないと目を見て話せないんですよ。だからわりと、笑わな
いですね。ホントに一応頑張ってるんですよね。頑張ってるんですけど、緊張するん
ですよね。」

ということで、とても人見知りなので、女性ファンとはなかなか目を見て話せない、
というふうに語っていました。でも、話しかけられれば話せますってことですので、
臆さずどんどん話しかけていただきたいと思います。
さあ最後に今後の抱負について伺いました。

「ま、今、連敗してますけど、チーム的にあんまり悪くはないんで。次は勝てるよう
に頑張ります。
僕達も、応援してもらえれば（ますます）頑張れるんで。期待して下さい。」

はい。ぜひとも今後のゴールに期待したいと思います。とくにFC東京には、アジアの
核弾頭と呼ばれました、たいへんすごいヘディングシュートを持っていた監督さんが
いらっしゃいますのでね、ぜひとも監督さん直伝でヘディングのコツなどを教わって
、素晴らしいヘディングのシュートを決めてもらいたいと思います。近藤祐介選手の
ヘディングゴールに注目していきたいと思います。

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担当　中野いずみ