★たまにち 街角レポート レポーター:秦野 優子★
- 2017.07.09
梅雨はあけたの…?というくらいの晴天・灼熱に近い日曜日、私は京王多摩川駅から徒歩4分の「調布市郷土博物館」へお邪魔してきました!
企画展「おもちゃを愛でる 調布市ゆかりの作家と郷土玩具」と題しまして、昨日7月8日より9月24日まで入場無料で開催中です!
(月曜が休館日で、9:00~16:00まで営業しております。)
☆本日のレポートはコチラからお聴きいただけます。
お話を伺ったのは、郷土博物館の森さん^^
とってもお優しくて、博学で、展示品の様々な歴史や意味合いを教えて下さいました!
そしてこの約200点の展示品は、郷土玩具コレクターの加藤文成さんからの寄贈品とのこと!
加藤さんからの寄贈コレクションは、これ以外にも2000点ほどあるんですって…!
郷土玩具は各地で生まれ、その土地の特色を持ってはぐくまれた玩具とのことで、おみやげなんかにもなっているものもちらほら…
きっとこの展示にいらしたら、「これ、見たことある!」に出会えると思いますよ☆
森さんのお話では、もともと企画展の名前も「おもちゃを描く」にしようと思っていたそうなのですが、見て、感じて、そして関連のワークショップなどでご自身で描いたり、作ったりすることで、「愛でてもらいたい」と感じ、最終的に「おもちゃを愛でる」という企画展示名にされたとのことなんです。
各おもちゃを見ていくと、同じおもちゃでも各地・県での違いや、願いが込められていたりして、とても奥深いのです。
森さん曰く、「昔は今より明らかになっていないことが多く、自分たちで準備・備えられるところまではやったうえで、あとは身近な神に願いを託したことが多かったのではないか。なので、身近な犬や、強い虎などのモチーフに祈りを込めたのでしょう」とおっしゃっていました。
すごく、納得しました!今の時代はインターネットで情報がすぐわかったり、研究なども進んで、人がわからないことは少なくなってきましたが、こうして昔の人たちのように、「自分たちができる備えをして、あとは天・神に任せる。そのために祈る」みたいな姿勢って学ばないといけない部分もあるなあと思いました。
レポートでお届けした「虎張子」と「犬張子」
寅年の私にとって、虎ちゃんはツボでした…!
郷土博物館に行くと、こうしたパンフレットもいただけるので、より詳細にこの企画展を楽しむことが出来そうですよ♪
古いおもちゃたちですが、今みても可愛いフォルム、可愛い色使い、素敵な佇まいのものが多いので、是非皆さんも「お気に入りの1点」を見つけてくださいね☆
8月19日(土)には「おもちゃ絵でうちわを作ろう」という体験教室も開催されます!(無料)
事前予約が必要ですので、ご希望の方は8月7日(月)から電話・来館・メールで受け付け開始です!
電話:042-481-7656
メール:kyouhaku@w2.city.chofu.tokyo.jp
7月に2回あった体験教室は数日で予約一杯になってしまったそうですので、
是非お早目のお申し込みを宜しくお願いしますね~!
皆さん、暑い日曜日、郷土博物館で涼みながら、歴史と懐かしさを感じてみてはいかがでしょうか??