2004/6/22 OA 「まるごとFC東京」内容のご案内
- 2004.06.24
毎週火曜 夜10:00から30分間お届けしているFC東京の応援番組
「まるごとFC東京」聞き逃してしまった方、電波が届かず聞けない方
どうぞご覧下さい。
●まずはFC東京NEWSから
◇6/19(土)名古屋戦後の原監督&選手コメント
原監督:「この前の水曜日の試合で市原に、我々2-0にしてそれで
むこうは(市原は)ひとり退場になったのに後半はまったく市原のペース
になってしまったと。時間も短かったんですが、負けてないのになんと
なく選手が負けたような気持ちになってしまって、その気持ちの切り替え
をさせるのが大変でした。(市原戦は)あれだけ前半はいい出来だったのに
後半にマルキーニョスのアンラッキーな、クロスを狙ったのが入ってしまっ
て、その後本当におかしくなっていった。
ただその気持ちを切り替えて選手には、(市原が)2-0になってひとり少な
くなってからの闘志は敵ながら素晴らしいと言いました。我々ももしリード
された時はそういう気持ちで戦おうじゃないかと話していたんですけど、
今日まさにそういう展開になってしまって、選手が2-0になってから恐れ
ないで前に行ってくれたなと思います。何よりこれだけのサポーターの前で
あのまま終わらずに最後まで勝ちに行って来れたその姿勢に、特に控えの選手
が気持ちを込めてプレーしてくれたのが嬉しいです。
ま、1週間あるので調整して最終戦レッズをたたいてファーストステージ
終わりたいなと思います。(途中出場の宮沢選手に対しては)宮沢は僕が
監督になってずっとスタメンで使ってて、少々疲れてもずっと使ってました。
彼の左足からのサッカーと言うのが、私が監督になってからのひとつの
キーポイントだったんですよ。ところが、今年マークがきつかったのも
あるし、今野とのバランスで彼自信悩みだして、おかしくなってしまっていた
んですが、残り組の練習で凄く気持ちも入ってきたので、今日ああいう場面
で使ってそれを宮沢がやってくれたのは嬉しいです。」
◇ルーカス選手のコメント
「本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。こちらに来て(FC東京に来て)
いろんな人が応援してくれて、協力してくれていたのでゴールを決めて
恩返しをしたいというのがありました。なんとかそのゴールもここ何試合かで
決めることが出来て、少し落ち着いているところです。」
◇この日プロ初ゴール、チームJ1通算200ゴールのメモリアルゴール
を決めた茂庭選手のコメント
「ファーストステージのホーム最終戦ということでお客さんもいっぱい
入ってくれましたし、ハーフタイムは入る時はブーイングもあって
でも、それがプラスに働いて背中を押してくれたのかなと思います。
(得点について)(その瞬間は)ボールは見えなかったですけど、
感覚で足だしたらボールをうまく捕らえたので、無我夢中で蹴り込み
ました。」
◇復活した宮沢選手のコメント
「この日の為に本当に練習をして来たので、いろんな葛藤や気持ちは
ありましたけど、このスタジアムで試合に出てお客さんにいいプレー
をする為にやって来たので、こういう形で結果が出てよかったなと
思います。」
●6/13(日)ふれあいボールフェスタでの原監督のトークショー
※内容を要約して紹介しています。
(選手時代に普段からこころがけていたことは?)
「選手時代心掛けていたのは、何でもよく食べる。よく寝るですね。
練習はみんなよくやっていると思いますが、それ意外に特に日本
代表になったりすると海外に行って普段と違う環境になっても
しっかり食べて、それが自分は一番得意でしたね。東南アジアに
行っても日本にいる時よりも海外の方が強かったですよ。何でも
食べられることは重要だと思います。
(普段の生活は?)普段は選手の練習をしてその後、自分達でまた
サッカーやって遊んで、その後帰ってからは自分達の(試合の)
ビデオを見たりだとか、相手のビデオ見たりだとか海外のサッカー
を見たりしてますね。サッカーが好きなので。
(原監督がサッカー選手になろうと思ったきっかけは?)
サッカーが下手だったから。僕なんかが小学生の時はサッカーの
プロがなかったので、それまでは野球の選手になりたかった。
だけれども小学校5年生の時に体育の先生がサッカーが好きで、
体育でサッカーしかやらなかった。体育は得意だったけどサッカー
はやったことがないから、ぜんぜんボールを触れなくて、やっと
タッチラインを割ったときに、足が速かったからボールをとって
きてスローインして自分で(ボールに)触ったら「ファール」って
言われてちゃったの。(そのときは)なんでファールだかわから
なくて、なんかサッカー上手くなりたくてそれからサッカーを
やりだしてずっとやっています。最初は下手だったけどやりだしたら
好きになったのと、野球だったら打つ時もバントしろとかいちいち
言われるでしょう。サッカーはグランドに入ったら監督が何言おうが
聞こえないふりしてさ、自分が好きにやれるよね。だからそれが
サッカーのいいところかなと、自分の思う事がやれるっていうのが。
それでずっとサッカーをやっていると思います。だから今指示出し
ながら、(選手は)聞いてないかなと思いながら指示出してます。
(FC東京の応援は好きですか?)
好きですよ。FC東京のサポーターは熱いから好きです。シュート
打てとか思ってるときに言ってくれるから。いいタイミングで
シュート打てとか選手を誉めてくれたりするので助かります。」
(トークショー終了後イベントを振り返って)
(子供達とのミニゲームに参加して)負けるの嫌いなんですね。
だからとりあえず同点と言う時にはシュートを入れちゃいました。
(笑い)でも、そう言う気持ちは必要だと思います。
楽しくというのは、いい加減にやって楽しくというのではなくて
1点でも相手より多く取るとか上手くなりたいとか、そういうのを
楽しんで欲しいと。ただ仲良くということだけじゃなくて自分で得意
なことを伸ばしたり、味方にも要求することは要求して、そのかわり
要求すればその為に自分も何かしなきゃいけないと、それが本当の
楽しみだと思うんですよね。スポーツの中で例えば味方にこうして
欲しいと(伝えて)俺もこうするよというのが僕はスポーツの良さ
だと思うので日本人の球技で欠けているのはそういう所なんじゃないかな。
もっと要求して要求されてもっとこう、わいわい言いながら、そういう
こともFC東京で作らないといけないなと思ってます。
それがスポーツの良さだし、団体競技の球技の良さだと思うんですよね。
そう言う面ではラグビーとかバレーとかやってみたいくらいですよね。
大学のころはバスケットして全部ファールにとられちゃった記憶が
ありますね。身体入れちゃって。「それファールだよ」って言われて
「サッカーじゃファールじゃねぇよ」って言ったら「バスケットは違う」
と言われたりて。でもそう言うのをやるとまたサッカーの良さも分かるし
子供達はいろんなスポーツを楽しんでやってくれればいいんじゃないかと。
(今日のイベントでは)楽しんでるみたいだったし、いいイベントだった
かなと思いますけど。」
※このイベントは府中市の市政50周年記念イベントでプロスポーツチーム
が集まり様々なアトラクションを行ったものです。サッカーのFC東京
の他にもラグビーの東芝府中やサントリー、バレーボールのNECなどが
参加していました。
◇フロントインフォメーション (久保田淳:久保田/藤田京子:藤田)
藤田:前節がホームゲームでの最終戦でしたね。すごい逆転劇でした。
久保田:前半が終わったときはハラハラして、このままじゃまずいな
という展開でしたけど。
藤田:この試合始まる前に出場停止の選手が…。
久保田:残念ながら浅利選手がその該当者になっていまして、
(試合前に)コンコース上でマッチデープログラムを販売したり、
タンブラーを販売したり、お手伝いをてしました。
藤田:なんでも、たいへんな笑顔を振りまいていらっしゃったとか?
久保田:割と評判よかったですよね。その脇で東京がスの時代から
のサポーターだと思うんですけど、「浅利もあんなに囲まれる
ようになったんだな~」という声も聞こえて来て、なんか
不思議な、ちょっと冷やかし入りながらコメントも聞こえて
来ましたけどもね。
藤田:(笑い)そして、試合の方ですが、これまたなんとも劇的な
最終戦でしたね。
久保田:そうですね、特にスタンドの雰囲気がいつも以上に盛り上がって
一体感を感じる試合でしたね。
藤田:前半はあれあれ?って言う感じでしたがルーカス選手のドリブルで
強引に持ち込んだゴール決まって以降が(すごかったですね。)
久保田:そうですね、一段と応援も盛り上がっていい時間帯でまず1点が
入って、(相手に)追加点を取られちゃってあれ!って思いました
が、引き続きトーンダウンせずにチームが戦い続けた結果
ああいうプレー(ルーカスの1点目)で1点返したので、これは
行けるよという思いになりましたね。
藤田:そういう意味では単なる1点ではなくて、ルーカス選手の気持ちが
伝わってくるプレーでしたよね。そして、選手交替で入った宮沢選手。
久保田:宮沢が入ったとたん一段とすごいなんか、迫力感じましたよね。
私はこの日上層スタンドメイン側の斜上というか、コーナーキック
の蹴るあたり、開幕戦のスカパラが演奏した辺りで見ていたので
宮沢がよくコーナーキックを蹴りに来るのでその様子もよく観れ
ましたし、それを応援するサポーターの声というか、どんどん耳に
届いて迫力を感じて見てました。
藤田:私もレギュラーを勝ち取って行くあたりから見ている選手なので
改めて今回、復活してくれたな~と物凄くうれしかったんですが
ホントにサポーターのみなさんもそんな気持ちで応援していたん
でしょうね。
久保田:そう思いますよ。昨年まで活躍して、今年はいろんなタイミングで
出場機会が減っていましたけど、みんな凄い彼には期待している
だろうし、だからこういう風にピッチに戻って来てくれて
俺達も待ってたぞ!みたいな、あの試合に関してはお前に期待する
ぞ~!という気持ちがすごい感じました。
藤田:そういう意味では本当にサポーターと選手が一体となりましたね。
久保田:ホントにそう思いますよ。宮沢からもそういう迫力を「俺がなんとか
する」ひとつひとつのプレーから感じさせて来れましたし
よかったですよね。
藤田:さ、この勢いを持って最終節の浦和へ乗り込まなくてはいけません。
久保田:アゥエーとしては手強い相手だと思いますけど、グランパス戦の
時と同じ勢いを持って、いけば間違いなくいい結果が生まれると
思います。
藤田・久保田:応援しにいきましょう!!
皆様のまるごとFC東京に対するご意見ご希望をお寄せ下さい。
お待ちしております。
番組担当 中野いずみ