午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:深澤国久)
- 2016.05.13
みなさんこんにちは。深澤国久です。
今日は暑いですね。
5月でこの暑さ。先が思いやられますね。
今週は同じ場所を往復して終わる。
何か当たり前の日常を過ごした気がします。
当たり前が本当は一番幸せなことなのかもしれませんね。
昨日今日はいい天気でどこかに出かけていですね。
私は洗濯物をしましたよ。
今週は仙川に出没
この時期新茶の季節ですね。
ということで、お茶の青香園さんにお邪魔しました。
仙川の駅から商店街を南へ。一番先の某ドーナツ店の向いです。
青香園の伊藤浩司さんにお話をお伺いしました。
現在3代目。1代目・2代目のお二人もお店におられました。
今のお店に移転して2年くらいですが
元々西友の近くに店舗を構えて今年で60年近くお店をされています。
さてさてこの時期は新茶。
今年は天候不順もありましたが出来は良いそうで。
店頭にも新茶のシールが張られた商品が並んでいます。
青香園さんのお茶の産地は静岡が8割。後宇治と九州で2割ということです。
静岡といっても広いのですが、産地も指定されていてその産地で収穫された茶葉が入荷します。
そしてお値段ですが100グラム400円から2000円前後で販売されています。
もちろん袋詰めされたものが、一般的ですが、青香園さんでは量り売りもしています。
お店の奥には昔ながらのケースに入ったお茶が。
レジの横にははかりが置いてあります。
初代の女将さんによりますと、昔はお茶を産地から輸送する際も、
茶葉が入っているケースがとても重く、持てなかったこともあったといいます。
それに比べると今は必要な分だけ輸送してもらえるので
昔のように苦労することはなくなったということです。
仙川にお店を構える青香園さんですが、仙川といえば武者小路実篤さんですが
青香園さんでは、武者小路実篤さんも愛したお茶が販売されています。
このお茶100グラム1000円するもので、以前某お台場局で一流アイドルの方も試飲したお茶です。
似ても似つかぬ私も試飲させていただきましたが、ほのかなうまみに、渋み後に残る甘味
本当においしいお茶でした。
また武者小路実篤さんから直々にお店に名前を直筆で書いてもらった書があります。
一枚は右から。
もう一枚は左から。
これは初代の女将さんが、最近は右から左に横書きも変わったのでとリクエストしたところ
書いてくださったそうです。
それ以外にも絵画や掛け軸もあります。
青香園さんでは、常連さん・初めてのお客様にかかわらず、試飲ができます。
初めてでそのお茶の味がわからない。購入した後に失敗してほしくないということで
このサービスをしています。
伊藤さんがいいとお勧めするお茶も、
そのお客様の舌には合わないかもしれないということで、申していただければ、
試飲ができお客様が納得して購入してほしいということです。
そしてお茶の中にはこんな商品が・・・
クマモンのケースに入った健康茶です。
この健康茶の生産地が熊本の南阿蘇村。
まさに今回の熊本地震で被災した場所です。
生産地からこの商品が届いたそうで、生産地は最小限の被害かもしれませんね。
今回のことで購入される方も増えていて、飲んで支援ができますね。
また缶のクマモンがかわいい!!
今回お茶を試飲させていただいたのですが、
急須にいれた茶葉ですが3回で楽しむそうです。
1飲目は香りと色。2飲は味。3飲目は1飲目と2飲目を合わせて飲むというものです。
ですからお茶碗は2つ用意しないといけませんね。
でもその飲みかたがおすすめということです。
これが1飲目
これが2飲目
どことなく色合いも違いませんか?
飲んでみてやはり違いました。
皆さんもお試しあれ。
また新茶を入れた際には、表面に浮いているものがありますが
これは新茶には出るものなので、お気になさらず飲んでくさい
以前ゴミが入っていると返品をされたケースがあるそうですが大丈夫です。
青香園さんはのりも販売しています。
缶に入った海苔は九州産でやき海苔は千葉産です。
もちろん贈答用のお茶のセット取り揃えています。
またほうじ茶も。
お茶の飲むための急須やカップなどの販売もあります。
さて新茶の季節。最近はペットボトルのお茶をたしなむ方が多いと思います。
急須自体がわからないなんて方も・・・?
面倒な部分もありますが、実際の茶葉から入れたてのお茶を楽しんでほしいと思います。
青香園さんでは、試飲もできますので新たなお茶の発見がありますよ。
みなさんありがとうございました。
【青香園】
住所 調布市 仙川町 1-15-40 サンピア 1階
電話&fax 03-3300-8737
営業時間 10:00~20:00
定休日 1月1日
HP http://www.sengawa.com/seikaen/