「ゆうがた5」7/31(木)+α 藤田京子
- 2014.08.04
ご近所さんとのご挨拶が、もっぱら「暑いですね・・・」ばかり。
元気なのは百日紅の花と蝉の声だけ、という感じですが、いかがお過ごしですか。
とにかく一生懸命食べて体力が落ちないようにしていますが、最近力をもらっているのが
なんといっても FC東京の勝利!
2週連続でサッカー中継のピッチサイドレポートをさせていただき、元々の体力の無さに暑さも手伝って
「もう限界かも・・・!?」と思っても
勝てば帰りの足取りも軽く、さらに食欲はアップ、翌週は明るい気持ちで前向きに過ごせます。
おまけに、味の素スタジアムがライトアップを始めてくださいました!
FC東京のホームゲームの日は、このようにチームカラーの青×赤に美しく彩られます。
それでは、先週の「ゆうがた5」の内容に、情報+αしてまいりましょう。
〔ハートビート〕では、新宿にある損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の
『不思議な動き キネティック・アート展―動く・光る・目の錯覚』をご紹介しました。
1960年代、イタリアを中心にドイツ、フランスなどで盛んになった いわゆる動く芸術の名作が集められています。
目の錯覚を利用した絵画、見る人が移動することによって変化するように見える作品、
実際にモーターを使って動くアートなど、その定義は広く作品の素材や種類も様々です。
当時、科学技術の進歩に伴って新しい芸術を模索した、若い人々のグループがいくつもあったことなど
これまで知らなかったキネティック・アートの潮流と背景についても興味深く見ることが出来ました。
焦点が合わなくなってめまいを起こしそうな補色を使った絵や、3次元に見える幾何学模様の2次元作品、
また、今では超アナログで懐かしさ満載な「ブーーーーン」というモーター音のする動くアートなど。
わたしは、帯状の塩化ビニールをひねったり扇状にしたりして、素材の光沢と背景の色とのコントラストで模様を生みだす
トーニ・コスタの作品が気に入りました。
なんだか日本の絣(かすり)の生地のようにも見えておもしろ味がありましたよ。
光と影が生む作品、磁石が作る作品、ガラス・鏡・アクリル樹脂・鋼鉄などの素材使いも新鮮です。
なんだか最近、「イタリア、来てます!」と思うのはわたしだけでしょうか?映画のいい作品も来てますし
FC東京のマッシモ・フィッカンデンティ監督もイタリアの方です。(まあ、それはさておき)
夏休みで小中学生の男の子もけっこう楽しそうに見ていましたし、おとなも子どもも参加できるワークショップも
開催されています。
8月24日(日)まで。
詳しくは損保ジャパン東郷青児美術館ホームページでどうぞ。
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index_kinetic.html
おとなのみなさまの自由時間を過ごす参考になれば幸いです。