「ゆうがた5」6/26(木)+α 藤田京子
- 2014.07.01
W杯の決勝トーナメントの試合のテンションが高すぎて、連日興奮気味なふじたです。
ベスト16の戦いを見ていると、日本のサッカーにはスピードや勢い・流れを読む力など、まだまだ進化すべきところがあるなぁと感じさせられます。
と同時に、今後の日本代表強化につながるJリーグの活性化を!と願わずにいられません。
それでは、先週の「ゆうがた5」の内容に+αしてまいります。
〔ハートビート〕では韓国映画『観相師』のご紹介と、主演俳優ソン・ガンホの魅力についてのお話をしました。
王位継承争いに巻き込まれる観相師(容貌から性格・運勢まで見抜く人相判断を生業とする)の男の物語。
コミカルとシリアスの両面を軽やかに行き来するソン・ガンホの深い情を感じさせる演技と
すっかりダークな雰囲気が板に付いたイ・ジョンジェのワルかっこいい魅力が見所です。
シネマート新宿、シネマート六本木などで6/28からロードショー公開が始まっています。
ちなみにソン・ガンホ出演映画でおすすめ作を3つにしぼると『殺人の追憶』『大統領の理髪師』そして
『グッド・バッド・ウィアード』ですかねぇ。あえて違うタイプの映画で彼の多様性がわかるかな、と。
番組後半18:30すぎからの〔Kの小部屋〕では、ソウルで訪れた2つのカフェについてご紹介。
ひとつめは、江南(カンナム)のブランドショップ林立地帯・清潭洞(チョンダムドン)にある「I’m C」。
店名のCはcoffeeを意味するコーヒー専門店なのですが、なぜかフルーツのピンス(かき氷)で有名です。
特にくりぬいたメロンを入れ物に使ったメロンピンスが人気で、隣のテーブルのカップルや女性のグループは、ほとんどメロンピンスを注文していましたが
メロンのアクが苦手な我々の注文は、マンゴー・ピンスに即決!
冷凍していない生のマンゴーが、サイコロステーキみたいに2.5cm角ぐらいのサイズで上にも下にもゴロゴロ。
フレークなどで増量せず、マンゴー以外はかき氷とアイスだけというシンプルなピンスで、おなかいっぱい!
ふたつめはソウル北部・三清洞(サムチョンドン)の伝統茶カフェ「佳画堂(カファダン)」。
傾斜度30度あるかも?と思うような坂道のアップダウンの繰り返しでへとへとになりながらも、街角に立つVisit Seoulの案内通訳嬢(真赤なポロシャツが目印です。カムサハムニダ)のおかげでどうにかたどり着いた場所です。
レンガ造りの集合住宅の隣にある、築80年ほどの伝統家屋・韓屋(ハノク)を利用しつつ、畳の上に座椅子、と和のアイテムを取り入れた空間なので驚きました。
三清洞通りの喧騒はどこへやら、静かで落ち着きますー。お店の方と話をしたら、オーナーがとても日本びいきとのこと。なるほど、両方の良いところをうまく融合させているようです。
夕立がやってくる直前の蒸し暑い夕暮れでしたが、冷たいポップンジャ(野イチゴ)茶とトック(お餅)で
「ハーーーー、シオナダ~(きもちいーい)!」
足を伸ばして、のんびりまったり過ごしてきました。
同じソウルとはいえ、異なる雰囲気の街で入った、全く正反対のカフェ2つ。
個性的なカフェが多いのもソウルの特徴の一つかもしれません。
オトナのみなさまの自由時間を過ごす参考になれば幸いです。