平安時代から使われてきた「もののあはれ」という言葉は、

人生の機微や四季の移ろい等に触れた時に感じる優美で

しみじみとした情趣を意味しますが、これは現代の私達の感じる

心癒される美しさというものとも無縁ではありません。

 

『古今和歌集』や『源氏物語』に代表されるように、古来、

日本人は自然の美しさに人生の喜びや哀歓を託して和歌を詠み、

物語を紡いできました。

特に平安時代以降の貴族の暮らしの中で、春の桜、秋の紅葉や秋草、

季節の移ろいを告げる鶯や不如帰、夜空に輝く月や降り積む雪等が

「もののあはれ」を誘う風物としてこよなく愛されました。

 

本展では、国宝や重要文化財を含む自然の美しさを描いた絵巻や

屏風、漆工芸や陶磁器で、平安時代以降の美術の流れを辿ると共に、

日本の美の根底に息づく「もののあはれ」を巡る美の理念や、

古の人々の想いに迫ります。

 

貴重な『源氏物語図屏風』や『佐竹本三十六歌仙絵』に俵屋宗達

による『伊勢物語図色紙』、贅を尽くした螺鈿蒔絵の鞍や手箱、

これぞ「花鳥風月」「雪月花」といった狩野派の華麗な図屏風等、

どうぞお見逃しなく。

 

 

『「もののあはれ」と日本の美』展は

サントリー美術館にて、

4/17(水)～6/16(日)開催です。

 

 

今週は…

上記『「もののあはれ」と日本の美』展の

招待券(当日一般1,300円)を

抽選で5組10名様にプレゼント!!

 

希望する方は、下記要領に従って お申し込み下さい。

★☆★皆様のご応募をお待ちしています★☆★

 

 

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『「もののあはれ」と日本の美』展

 

   　開催期間　＝　4/9(火)～6/2(日)

 

　　 会　　場　＝　サントリー美術館

　 　　　　　　　　　※六本木駅 直結他、 東京ミッドタウン ガレリア3階

 

 

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応募方法

住所・氏名・電話番号を明記の上、

eメール／FAX／ハガキで、 『もののあはれ』係にお申込み下さい。

 

eメール　　mail@chofu-fm.com

FAX 　　　 042-443-8068

ハガキ　　 〒182-0026

　　　　調布市小島町2-33-1　文化会館たづくり3階

 　　　　調布エフエム放送

 

応募〆切　　　　4月3日(水)必着

 

当選発表　　　　発送を以って代えさせて頂きます。

 

 

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尚、当展についての詳細については…

 

サントリー美術館 ℡.03-3479-8600

 

または下記、美術館公式HPをご参照下さい。

http://suntory.jp/SMA/