午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:岡本祥子)
- 2025.01.28
こんにちは。火曜日レポーターの岡本祥子です!
今週も火曜日は晴れて過ごしやすいお天気となりましたね。
中継は富士見町3丁目の中央自動車道高架下にある施設「利再来留(りさいくる)館」からお届けしました。
リユース(再利用)を目的に、粗大ごみとして収集した家具等を手直しして展示・販売している調布市の施設です。
中央自動車道の橋梁耐震補強工事のため令和4年9月から2年以上休館していましたが、昨年10月29日に再び運営が再開されたということでお邪魔しました。
↓本日の放送はコチラ↓
放送では調布市ごみ対策課 脇山浩明さん、市から利再来留館の運営を委託されている株式会社 調布清掃の緒方美津江さんのお二方にご案内いただきました。
利再来留館は平成22年1月に開館。
リュース(再利用)を目的として粗大ごみとして出された再生可能な家具類などを選別し、簡易修繕をしたうえで粗大ごみ再生品として展示販売を行っています。
日々の品揃えは変わるものの、常に100点前後の展示があるそう。
家庭から出される粗大ごみの中には、まだまだ利用可能な家具類はたくさんあることがわかりますね。
令和元年度のデータでは実に2000点以上が販売され、ごみにならずに再利用されたそうです。
展示品の家具はきれいな状態で粗大ゴミで出されていたとは思えないものばかり!!
展示前に職員の方がビスを締め直したり、入念な掃除などを行ってメンテナンスしているそうです。
今日はイスやテーブル以外にも額に収められた絵画や書、机、棚、収納ケース、ゴミ箱、歩行器、キャリーケース、ベビーチェア、傘立て、火鉢などが展示・販売されていました。
価格帯は1点が300円から3000円が中心。
リユース品でキズや劣化状況等に納得や理解できる物であれば、お求めやすい価格で購入することができます。
※品揃えは日々変わります。写真は取材当時の物です。
まもなく新生活を迎える季節がやってきます。
物価高騰の中、新品の家具を揃えるとなるとかなりお財布に負担がかかりますので
こういったリユースの家具を購入できる場所が近くにあると選択肢の幅も広がりますよね。
実際、一人暮らしを始める学生さんがご家族でお見えになることもあるそうです。
放送ではお二人に施設や展示品の紹介や購入方法などについても詳しくご紹介いただきました。
また脇山さんからは、許可のない廃棄物回収業者についての情報や注意点もお話いただいています。
皆様の身近な大切な情報ばかりですので、ぜひ上記にアップした放送をお聴きください。
一度はごみとして出された物が、使いたい人、欲しい人に渡り、新たな生活に戻っていく。
一点物で出会ったものは余計に大切にしたくなりますよね。
みなさんもぜひ、一度足をお運びください。
思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。
≪利再来留館≫
住所 | 調布市富士見町3-2-1 (中央自動車道高架下。 富士見町ふれあいの家真向い) |
休館日 | 日曜・年末年始 |
開所時間 | 9:00~12:00, 13:00~17:00 |
TEL | 042-306-8200 (調布市ごみ対策課) |
HP | 利再来留館 詳細ページ |