「問題作」が「傑作」になるまで。東京国立近代美術館70周年記念展『重要文化財の秘密』の招待券を2組4名様にプレゼント♪ parゆうがた5 北山裕子
- 2023.02.15
【ゆうがた5】火曜日17:10頃~のアートの殿堂=『Go Goミュージアム』。
今週も『ゆる散歩』をお休みして、アート・イベントを2つご案内b
昨日=2/14(火)のOAで、先ずご紹介したのは…
『東京国立近代美術館70周年記念展『重要文化財の秘密』 …です ☆★☆
菱田春草 《黒き猫》 重要文化財
1910(明治43)年 永青文庫蔵(熊本県立美術館寄託) 5月9日~5月14日
黒田清輝 《湖畔》 重要文化財
1897(明治30)年 東京国立博物館蔵 4月11日~5月14日
初代宮川香山 《褐釉蟹貼付台付鉢》 重要文化財
1881(明治14)年 東京国立博物館蔵 通期展示 Image:TNM Image Archives
重要文化財68件のうち何と51件もの傑作が、全国から一堂に会する贅沢な本展。
番組でも紹介しましたが、素晴らしい作品自体は勿論、制作時や発表当時は、実は
瓢箪から駒だったり問題作だった作品が、いかにして重要文化財に指定されること
になったのか…アートファンならずとも、知的好奇心をそそられるドラマにも、是非
ご注目下さいねb
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1952年に東京・竹橋に開館した東京国立近代美術館は70周年を迎えました。
これを記念して開催する本展は、明治以降の絵画・彫刻・工芸のうち、重要文化財に
指定された作品のみで展示構成される豪華な展覧会です。
とはいえ、ただの名品展ではありません。
今でこそ「傑作」の呼び声が高い作品も、発表当初は、それまでにない新しい表現を
打ち立てた「問題作」でもありました。
そうした作品がどのような評価の変遷を経て、重要文化財に指定されるに至ったのか
という美術史の秘密にも迫ります。
「問題作」が「傑作」になるまでの歩みから浮かび上がる、近代日本美術史の変遷も
お楽しみください。
急場しのぎから生まれた菱田春草の傑作《黒き猫》、横山大観の長さ40mの大作で、
震災も潜り抜けた《生々流転》、誰もが知る名作ながら1999年にようやく重要文化財
に指定された黒田清輝《湖畔》、リアルな質感に拘った油彩初の重要文化財、高橋由一
の《鮭》、明治ロマン主義の代表作のひとつ、青木繁《わだつみのいろこの宮》、更に
彫刻家・高村光雲の代表作《老猿》、当時は悪趣味とも捉えられた「装飾過多」が、近年
は「超絶技巧」として評価が高まる初代宮川香山の陶芸作品《褐釉蟹貼付台付鉢》など
多彩な傑作が勢揃いします。
また新たに国の重要文化財に指定されることになった、同館所蔵の鏑木清方《築地
明石町》《新富町》《浜町河岸》の3点も公開もされますので、どうぞご期待ください。
東京国立近代美術館70周年記念展『重要文化財の秘密』は、
東京国立近代美術館にて、3/17(金)~5/14(日)まで開催します。
そして今週は…
『重要文化財の秘密』の招待券を、抽選で2組4名様にプレゼント!!
希望する方は、下記要領に従ってお申し込み下さい。
★☆★皆様のご応募をお待ちしています★☆★
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東京国立近代美術館70周年記念展『重要文化財の秘密』
開催期間 = 3/17(金)~5/14(日)
※月曜休館。但し3/27(月),5/1(月),5/8(月)は開館。
※会期中、一部作品の展示替えを行います。
会 場 = 東京国立近代美術館
※東京メトロ東西線「竹橋」1a出口 徒歩2分、他。
※新型コロナウィルス感染拡大防止の為、来館時のマスク着用等にご協力下さい。
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応募方法
郵便番号・住所・氏名(※忘れずに!)・電話番号、《重要文化財》と明記の上、
リクエスト曲、または身の回りのよもやま話etcひとことメッセージを必ず添えて、
(件名)『ゆうがた5 GoGoミュージアム』係にお申込み下さい。
eメール mail@chofu-fm.com
FAX 042-443-8068
ハガキ 〒182-0026
調布市小島町2-33-1 文化会館たづくり3階
調布エフエム放送 ゆうがた5
リクエストフォームからのご応募もOKです▽
応募〆切 3/14(火)必着
当選発表 発送を以って代えさせて頂きます。
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尚、当展についての詳細は…
ハローダイヤル TEL 050-5541-8600
展覧会サイト