三菱一号館美術館、長期休館・改修前最後の展覧会。 『芳幾・芳年 ― 国芳門下の2大ライバル』の招待券を5組10名様にプレゼント♪ parゆうがた5 北山裕子
- 2023.01.25
【ゆうがた5】火曜日17:10頃~のアートの殿堂=『Go Goミュージアム』。
今週も『ゆる散歩』をお休みして、アート・イベントを2つご案内b
昨日=1/24(火)のOAで、先ずご紹介したのは…
『芳幾・芳年 ― 国芳門下の2大ライバル』 …です ☆★☆
三菱一号館美術館の長期休館前最後の企画は、意外にも!?最後の浮世絵師
たち…2大ライバル浮世絵師の”芳幾VS芳年”です。
新聞に掲載された事件描写の挿絵…という新たなジャンルのようでいて、実は
手法的には正統派の浮世絵を描き続けた芳幾と、昔ながらのテーマを、現代の
漫画や劇画のように躍動感あふれるドラマチックなタッチで描いた芳年。
…果たして皆さんのお好みは???
落合芳幾《東京日々新聞百十一号》明治7(1874)年 毎日新聞社新屋文庫
月岡芳年《芳年武者旡類 源牛若丸 熊坂長範》明治16(1883)年頃 浅井コレクション
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旧三菱一号館は英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計され、1894年に
丸の内初のオフィスビルとして誕生しました。
1968年に老朽化のため解体されるも、40年余りの時を経て2009年に復元、翌年、
三菱一号館美術館として生まれ変わり、開館記念展「マネとモダン・パリ」を皮切り
に数多くの企画展を開催してきました。
そして40展目となる本展を最後に大規模修繕工事のため、2024年度中のリニュー
アルオープンを目指し長期休館に入ることになりました。
改修前最後の本展が取り上げるのは、文明開化の時代、浮世絵の危機に異なる
アプローチで向き合った2人のライバル浮世絵師です。
落合芳幾と月岡芳年は、幕末を代表する浮世絵師、歌川国芳の門下で共に腕を磨き、
1866~67年には幕末の風潮を反映した残酷な血みどろ絵を競作しています。
良きライバルとして人気を二分した両人ですが、芳幾はその後発起人として関わった
毎日新聞の前身「東京日々新聞」の新聞錦絵を描くようになり、一方の芳年は、国芳
から継承した武者絵を展開し、それまでにはなかった動きのある劇的なアングルで描く
歴史的主題の浮世絵を開拓しました。
人生半ばの30歳前後で明治維新を迎えた二人は最後の浮世絵師と呼ばれる世代です
が、浮世絵衰退の時代に抗うべく彼らがどのように戦ったのかを、浅井コレクションを
はじめとする貴重な個人コレクションを中心に振り返ります。
『芳幾・芳年 ― 国芳門下の2大ライバル』は、
三菱一号館美術館にて、2/25(土)~4/9(日)まで開催します。
そして今週は…
『芳幾・芳年 ― 国芳門下の2大ライバル』の招待券を、抽選で5組10名様にプレゼント!!
希望する方は、下記要領に従ってお申し込み下さい。
★☆★皆様のご応募をお待ちしています★☆★
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『芳幾・芳年 ― 国芳門下の2大ライバル』
開催期間 = 2/25(土)~4/9(日)
※3月6日(月)、3月13日(月)、3月20日(月)休館。
会 場 = 三菱一号館美術館
※JR東京駅(丸の内南口)徒歩5分、他。
※新型コロナウィルス感染拡大防止の為、来館時のマスク着用等にご協力下さい。
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応募方法
郵便番号・住所・氏名(※忘れずに!)・電話番号、《ライバル》と明記の上、
リクエスト曲、または身の回りのよもやま話etcひとことメッセージを必ず添えて、
(件名)『ゆうがた5 GoGoミュージアム』係にお申込み下さい。
eメール mail@chofu-fm.com
FAX 042-443-8068
ハガキ 〒182-0026
調布市小島町2-33-1 文化会館たづくり3階
調布エフエム放送 ゆうがた5
リクエストフォームからのご応募もOKです▽
応募〆切 2/21(火)必着
当選発表 発送を以って代えさせて頂きます。
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尚、当展についての詳細は…
ハローダイヤル TEL 050-5541-8600
展覧会サイト