東京オアシス放送について ゲスト「石井ふく子」さん②
- 2022.07.29
毎週木曜日21:30から放送しています「東京オアシス」に
2週に渡ってプロデューサーの石井ふく子さんにご出演いただきました。
令和4年8月4日放送(パート2)
9月に96歳を迎えられる石井ふく子さん。
TBSに60年勤められ今も契約は続行されている。
先週はプロデューサーとはどのような仕事か橋田寿賀子さんとの60年についてなど、とても興味深いお話を伺った。
今週は明治座の公演の演出、人と人の間に温かい心の交流がある生活を描きたい……など。
< 内容 >
・9月の明治座公演の演出
・ストレート芝居が少なくなり、芝居小屋に元気がない、芝居小屋の魅力を伝えたい
・ご自身の子供のころ
・サスペンスドラマはもうたくさん
・家族にこそいいサスペンスがあるはず それを描きたい
2週分の出張インタビューであったが、終わったころには夕暮れだった。
石井さんは益々華やいだ表情で、自室から子供のころの日本舞踊の発表会の写真を持ってきて見せてくださった。
大プロデューサーはホームドラマに出てくる、至って「普通の人の普通の会話」でいらした。
名だたる俳優と共に「家族」にこだわって描き続けてきたことと、元々石井さんや橋田寿賀子さんが一人っ子で、大家族に憧れる一人の「人間」であることが、不思議とインタビューの間につながっていった。
配役に絶大なる権限を持っておられるのでは?(パート1) という私の台本の質問に、ご紹介者から「権威を持っていると思われることは石井先生の本意ではない、話を引き出すのに邪魔になるので聞き方を変えた方がいい」とインタビューの1週間前にチェックをいただき質問の方法を変えた。
いかに愚問であったか……いま改めて思う。
そのアドバイスに大変感謝しています。
収録にご同席下さり、納得してくださった。
「人間」と書いて「ひと」と読むこの字の意味は……。
さてさて、どうぞ続きは放送でお聴きください。
おかけする曲は勿論70年代のあの大ヒットドラマ “ありがとう”より「ありがとうの歌」美人じゃないチーターだから抜擢した! という石井さんのエピソードトークも有名ですね。
今回は石井ふく子さんのご著書「ありがとう、またね」「家族の様なあなたへー橋田寿賀子さんと歩んだ60年」を拝読し、インタビューをしました。