東京オアシス放送について ゲスト「大野 隆」さん
- 2022.07.01
毎週木曜日21:30から放送しています「東京オアシス」に
BS日テレ「BS日本・こころの歌」(毎週月曜日午後7時放送)にご出演の声楽グループ「フォレスタ」
そのリーダーの大野 隆さんにご出演いただきました。
令和4年7月7日放送
2002年にプロデューサーの一条貴之さんの発案で結成された全員音大卒の声楽グループ。
日本の歌、世界の歌、歌謡曲、演歌、軍歌などを美しい発声と発語で、アクションなし、微動だにせず歌う番組。
じわじわと人気が高まり、年間100ステージを超える全国公演をこなすグループとなった。
そのリーダーに結成20年の軌跡を伺った。
< 内容 >
・「荒城の月」などの美しい詩の歌が教科書から消えつつある危機がプロデューサーの心を動かした
・集められた初代メンバーは音大でクラシックの声楽を学んだゆえ、マイクに大変な抵抗があった
・「庭石」がコンセプト
・クラシック至上主義などいらない
・コロナ禍で激減したコンサートからの復活
・大野隆さんの音楽家としてのユニークな来し方
・これからのフォレスタ
長身で、爽やかな風を纏って現れた大野さん。この収録の後、テレビ収録のための稽古が待っていた。
我が番組は過去にテノールの錦織健さん、バリトンの吉田敦さん、そして今回のバスの大野さん、全員島根県のご出身。
島根は優秀な学生の混声合唱団が多くクラシックの男性歌手をたくさん育んでいる、大野さんが語るフォレスタの20年。
初期のご苦労を伺うと、ここまで中高年の絶大な支持を得て満員御礼が続く公演をだれが想像しただろう……。
プロデューサーの先見の明も当時は突飛にも思えただろう、しかしその理念に、純粋な声楽家たちが自分の音楽人生を掛けた。そしてその歌が、美しい母国語でシンプルに聞きたいというファンの心をとらえた……。
大野さんの夢溢れるお話と、時にはご苦労されたお話が、穏やかなバスの声に乗り心地よく響きます。どうぞお楽しみに!