東京オアシス放送について ゲスト「村上智則」さん
- 2022.04.04
毎週木曜日21:30から放送しています「東京オアシス」に
ピアニストの 村上智則さんにご出演いただきました。
令和4年4月7日放送
愛媛県松山市のご出身。幼少のころから数々のコンクールで受賞、ピアニストへのまっしぐらな日々。
現在東京藝大大学院の1年。どのような歩みでここまで来られたのかを伺いました。
< 内容 >
・英才教育ではなく、のびのびとビアノを弾く毎日だった
・来日したピアニストから勧められアルゼンチンに短期留学、その日々
・松山の公立高校から芸大への進学で東京でのカルチャーショック
・蛙グッズのコレクション
・これからのピアニストとしての夢
自然豊かな愛媛松山でそのみずみずしい感性は育った。
田んぼのあぜ道を歩きながら蛙の鳴き声を聞き、色んなことを思いながら通ったレッスンの日々、そのノスタルジーや情操は、大いに今の村上さんの心を助け、そして音楽性も育てたことでしょう。
毎年毎年優秀なピアニストが排出される「ピアノ国」日本。この番組でも世代を超えて何人ものピアニストにインタビューをさせて頂いた。
はるか昔の作曲家と、楽譜というツールを通して対話をする粘り強さ、厳しい師匠とのかかわり、そしてどんなに努力を重ねても思い通りにいかないのが生演奏。
狭い世界の様に思われがちだが、その音楽活動の日々の営みは、礼儀、古いものを大切にする心、機械を通さない生身での集中、聴衆との誠意あるかかわり、それは世界へ行っても通用する社会性の訓練となる。
村上さんの礼節のすばらしさ、謙虚さ、素直さ、直球勝負の様は、いつの間にか「オバタリアンの知恵」で乗り切ろうとするわが身を大いに振り返り、初心を思い出させていただいたインタビュー時間だった。
爽やかな音楽青年の主張をお楽しみに!