午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:岡本祥子)
- 2020.10.13
こんにちは!火曜日レポーターの岡本祥子です!
今日は午前中はいいお天気で汗ばむくらいの陽気でしたが、午後になり雲が厚くなってきましたね。
芸術の秋ということで、
中継は創業40年の琴・三味線・尺八を主に取り扱う和楽器の専門店「大西楽器店」にお邪魔しました。
これまで営業していた調布駅東口近くのビルの建て替えに伴い、
今月1日からは新しく、布田2丁目、布田駅から徒歩3分の旧甲州街道沿いに移転されました。
ガーデンカラー丸井という建物の1Fで、
サイクルショップムラカミの2軒隣、同じ建物のお隣には丸井屋染物店。道路を挟んで向かいには松屋があります。
お店の入口にある「大西楽器店」と彫り込まれた木製の看板が目印です。
お店の中に入りますと長さ6尺、およそ180cmある立派なお琴や三味線、尺八、鼓などの和楽器が展示。
ショーケースには白や象牙の色をした三味線のバチや琴を弾く爪や爪輪、琴の弦を調節する
琴柱(ことじ)などの道具や胴掛のひもや、琴の口前尾布といった装飾用品など、和楽器にまつわるたくさんの道具が並んでいます。
放送では「大西楽器店」の大西雅子さんにお話を伺いました。
↓本日の放送はコチラ↓
店内には三味線やお琴の道具はもちろんですが、
奥にある2つ並んだ背の高い本棚には、琴、三味線、尺八の色とりどりの表紙が鮮やかな譜面がぎっしり。
「ここに来れば何でも揃う」お店作りを続けて40年。
販売だけでなく、修理もお願いできるお店で、
長年の馴染みの方に加えて、若い学生さんのお客様も多く、地域の方に限らず、広くたくさんの方がいらっしゃるそうです。
三味線を作る職人であったお父様の下で、生まれたときから三味線とともに過ごされてきた大西さん。
放送では、
お店での学生さんとのエピソードや大西さんのお兄様の会社、八王子にある三味線メーカーの老舗「東京和楽器」のお話、
お店の奥のお部屋で開催しているお教室のお話を詳しく伺っています。
また放送中、私は文化琴という半分の長さに改良された琴で「さくら」を試し弾きさせていただきました。
聴き逃したという方は、ぜひ放送をご確認くださいね。
放送前に5分間ほど大西さんに教えていただいただけで、想像以上に演奏することができ、
これは続けてみたい!と思いました。
11月開催の調布市民文化祭では大西さんのお琴教室の生徒さんも演奏会に参加されます。
今年は新型コロナウイルス対策として演奏会の模様は動画で配信される予定です。
ぜひ、こちらもご覧ください。
放送後には、職人さんが琴の糸の張り替えをする模様を見学させていただきました。
和楽器店での一見は緊張するものですが、
知識もご経験も豊富、名取としての腕もある大西さんが優しく迎えてくださいます。
和楽器にご興味のある方は、ぜひお気軽にお店に足を運んでみてくださいね。
≪大西楽器店≫
住所 | 東京都調布市布田2-17-1 ガーデンカラー丸井1F |
営業時間 | 平日 10:00~19:oo 土曜 10:00~18:oo |
定休日 | 日曜・祝日 |
HP | 大西楽器店 |
電話 | 042-483-3333 |