特別企画「調布の地域防災を考える」を放送しました(全5回)
- 2020.09.16
平成7年阪神淡路大震災時に地元ミニ放送局がテレビや大手ラジオでは伝わりづらい,災害情報,避難情報,生活情報など,地域住民に詳細な情報を提供したことで,高い評価を受けたことから,調布市においても調布エフエム放送局が設立され,平成10年4月17日に放送を開始し現在に至っています。
昨年の台風19号では,調布市の一部地域が甚大な浸水被害を受け,改めてコミュニティー放送の在り方を問われました。また,設立から20年以上経過していることなどから,今一度,設立趣旨を再確認するとともに今後の地域防災を考える契機として,このたび,特別企画「調布の地域防災を考える」を放送しました。
当日の放送の様子をアップロードしましたので,是非,お聞きください。
◇第1回 日比生 信義 (当時「調布にFM局をつくる会」代表) ※以下,敬称略
「調布にFM局をつくる会」代表として調布エフエム放送の設立に携わった際のお話を伺いました。なぜ,調布にコミュニティ放送が必要だったのか。どのように放送局設立の機運を醸成したのか。当時の空気感とともにお話いただいてます。
◇第2回 山口 昌之 (「調布エフエム放送番組審議会」委員長」)
阪神淡路大震災でボランティアを経験し,限られた情報を元に活動する中でコミュニティラジオの必要性を痛感したこと。また,設立以来,調布エフエム放送番組審議会委員として携わった経験などからラジオ局の在り方などをお話いただきました。
◇第3回 横山 泰治 (「調布から!復興支援プロジェクト」代表 ほか)
阪神淡路大震災・東日本大震災などこれまで数多くのボランティアを経験。そんな災害のエキスパートが経験したからこそわかる,災害の備え方や被災者になった際の対処方法についてお話しいただきました。
◇第4回 柴田 哲史 (サイボウズ㈱ほか)
東日本大震災での避難所ボランティア経験などを活かして,避難所の混雑状況等がホームページ上で一目でわかる「避難所受付・情報共有システム」を構築。今年の7月には,調布市避難所開設訓練で実証実験を実施。インターネット技術を活用した最新の防災・災害対策について話していただきました。
◇第5回 調布市総合防災安全課職員
地震や台風への日頃からの備えについて,必要な対策及び情報の取得方法などについて話してもらいました。