毎週火曜　夜10：00から30分間お届けしているFC東京の応援番組
「まるごとFC東京」聞き逃してしまった方、電波が届かず聞けない方
どうぞご覧下さい。

■宮沢正史選手インタビュー

左へ右へと大きな展開でチャンスを作りＦＣ東京の攻撃サッカーを支える
宮沢正史選手。しかし、昨年は出場機会に恵まれず苦しいシーズンを過ごしました。
その苦境を乗り越え、今季は第7節までの時点で浦和レッズ戦以外の全ての試合に
先発で出場する活躍を見せている。宮沢選手に、今シーズンの手応えを聞きました。

藤田： まず、開幕戦でスタメンに名を連ねたそのときの心境は？

宮沢： 「正直とても嬉しかったですね。開幕戦の3日前までまったく音沙汰無かった
のに(笑)急にフォーメーションで名前を呼ばれて挑戦したんですけど。
驚きはありましたね。」

藤田：今だから話せる昨シーズンの悔しさは？

宮沢：「余り充実してなかったなあっていう感じは受けますね。サッカーの一番大
切な
“気持ち”という部分がちょっと足りなかったかなっていうのは、勉強にもなりまし
たし
これからも役に立てていかないといけないなと思ってます。それまでずっと試合に出
る
ことが出来ていて、出ることが普通だったんですけど、ああいう形で試合から外れて
、
残って練習をやっていたっていう。悔しいっていうか情けないっていうか。
すごい苦しい時期もありましたね。」

藤田：苦しい昨シーズンを支えたものは？

宮沢：「ホームの名古屋戦のときに途中交代で出てきたときのサポーターのあの声
援は
忘れられないですね。今でも、思い出すとぞっとするような。とても記憶に残りまし
た。
0-2から3-2に逆転できたっていうことで、結果も付いてきて、とても自信にもなり
ましたしやらなきゃいけないっていう自覚も出たと思います。」

藤田：今シーズンここまでの対戦で印象的だったのは第3節の神戸戦（4/2）。
あのＦＫの瞬間の心境は？

宮沢：「出来るだけ早いボールを蹴って、枠に飛ばそうっていうことを考えて蹴っ
たんです
けど、イメージどおりの・・・本当にイメージどおりのシュートだったと思います。
」

藤田：決まった瞬間は？

宮沢：「いや、嬉しかったですね(笑)。フリーキックで決めたのはもう思い出せな
いくらい
昔の話だったんで。ああこんな感触だったなあって、思い出すような感じではありま
した。
あそこで決められたことは結構大きかったと思いますね。開幕戦からとてもいい形で
結果も
付いてたので、なんとかアウエーで勝ちたかった。」

藤田：今年のチームの手ごたえは？

宮沢：「勝った試合に関しては、自分たちのいいサッカーを出来てるときだと思う
。
いかに自分たちのサッカーをするかだと思います。負けた試合に関しては、自分たち
の
ミスからやられてるような状況なので、ミスを最低限に抑えながら自分たちのサッカ
ーって
いうのを見せれば結果も付いてくるんじゃないかと思います。1失点はある部分しょ
うがない
と思います。攻撃で、2点以上なんとかとる事ですね。それを追求していきたいと思
います。」

藤田：サポーターへのメッセージ をお願いします。

宮沢：「個人的には僕の長いパスを見てもらいたいですね。フリーキックもそうで
すし。
セットプレーから得点を狙えるように頑張りたいです。チームとしては、石川や戸田
さんの、
両サイドからの早い攻撃を見てもらいたいですね。それでたくさん点をとって勝てる
ように
頑張りますので、是非応援して下さい。」

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番組担当　中野