番組情報

午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:岡本祥子)

2020.01.28

こんにちは!火曜日レポーターの岡本祥子です!

今日は季節外れの冷たい大雨が続いていますね(>_<)
今朝うっすら積もっていた雪もすっかり溶けてしまいました。

まもなく2月。あっという間に春が来そうですが、お子さんやご家族、友人が卒業や進学、進級を控えている方も多いのではないでしょうか?
中継はそんな方にぜひご利用やご協力いただきたいお店『学生服リユースショップ「さくらや 調布店」』をご紹介しました!!

活動を始められて間もないため、現在は西つつじヶ丘1丁目にある平野店長のご自宅を事務所として、
店舗を開くための準備や作業をされています。
放送ではそのご自宅兼事務所にお邪魔して
『学生服リユースショップ「さくらや 調布店」』店長の平野玲奈さんにお話を伺いました。

お話を伺った店長の平野さん

↓本日の放送はコチラ↓

 

学生服リユースショップ「さくらや」は、家計を抑えたいお母さんのために、愛着のある学生服をバトンタッチし幸せのサイクルをお手伝いしているお店。

10年前に香川県高松市に住む3人のお子さんがいるシングルマザーの馬場加奈子さんが、
学生服が高くて困っていた際、近所に譲ってくれる知り合いもいなかったため
「自分の困ったことは、みんなの困ったこと」と思い始められました。

「さくらや」は地域のお母さん達が運営しているお店で、
お客様からの身分証明書の提示と対面での販売や買い取りを条件としています。
お子様の大切な制服を必要な方に安心してお譲りすることができるんです。

ただのリユースショップではないのが「さくらや」の特徴。
例えば高松店ではネーム刺繍とりを地域の高齢者へ、体操服や学生服のお洗濯は障害者施設にお仕事として委託し、地域の中でお仕事を循環しているんだそうです。
また売り上げの一部で、お店の空きスペースを利用した子ども食堂やカフェを開いて、障がいのある子たちやママと赤ちゃんの居場所支援をしたり、地元の社会福祉協議会と協力して生活保護世帯支援をしたり、バザーを開いて熊本地震への寄付活動と
地域支援の活動を広げています。

こうした活動に賛同したお母さんのお店が増え、お客さんから「こんなお店がほしかったの。」との声も多く、今では全国53店舗に増えているお店なんですよ。
平野さんは昨年9月末に研修を受け、今は店舗オープンに向けて学生服の買い取りや寄付をお願いして制服を集めている最中なんだそうです。

前の職場を辞めて、ご自宅の断舎利に励んでいたときに最後に残ったのがお子さんの学生服。
捨てるのは勿体無いけれど他のリユースショップは買い取ってもらった後、どうなるのか心配だったそう。
そこでテレビで見た「さくらや」を思い出し、買い取り依頼か寄付しようと調べたところ、
東京の多摩地区にはまだないということで、それなら自分でオープンしてみようと思い動き始めたんだそうです。

すごい行動力ですよね!!

 

ご自身が孤立しがちな子育て時代に地域の方々に助けられながら楽しく過ごせたことで改めて地域のつながりがとても大切だと感じたこと。
さらにご両親の離婚で苦労した経験があること。
大きくこの2つの理由から、共働き家庭や離婚家庭も増えている中、子ども達の居場所支援をしたいと平野さんはずっと考えていたんだそうです。

さくらやを始める前は、安心できる居場所支援実現のために
専門知識が必要と考え、子育てしながら看護師免許を取得。その後「国立成育医療研究センター」や保育園で看護師として勤務。
その後、民間学童保育所にも勤め、放課後児童支援員、子育て支援員の資格も取得するなど、
豊富な経験と準備を積まれてこらえた中で出会ったのが「さくらや」だったそうです。

「さくらや」は、助成金に頼らずに学生服を通して地域支援、子育て支援をしているため、
お店に訪れるお客様の様子から、困りごとがみえたり、民生委員、ソーシャルワーカー、学校の先生が学生服を買いに来られることもあるなど、色々な立場の方々と一緒に、子ども達の育ちを支え合えるのではないかと思い活動をスタート。

現在は、家のようにほっとできるお店作りのため空き家を探し中。
お店で店番をしながら、子ども達の気持ちに寄り添った支援や子育て中のママ、障がいのある方、高齢者など、
様々な立場にある方にとっての居場所作りを地域の方々と協力して楽しく運営していきたいそうです。

 

 

「さくらや調布店」が現在、力を入れて集めているは調布市内の公立の中学校の学生服。
公立の中学校にはすでにリユース制度がありPTAの方が集めているそうですが、バザーでもあっという間になくなったり、そもそも制服が集まらない学校もあるんだそう。
公立だけでなく私立の中学校、高等学校、小学校、幼稚園も扱っています。

子どもが一度卒業してしまうと、かなか学校の情報も届かず、お家のたんすで眠っていたり大掃除のときに捨ててしまうご家庭も多いと思うので是非、ご協力ください♪

≪受付している学生服の種類≫
・冬服ブレザー、冬服・夏服ズボンとスカート、セーター、ベスト、長袖・半袖ブラウス、リボン・ネクタイ、指定の未着用の靴下、
ジャージ上下、体操着、スクールコート、ほぼ新品の上履き、運動靴、革靴、帽子、指定かばん、授業用柔道着、
子ども用フォーマル、ランドセル
※制服に関してはデザイン変更がなく、5年以内のもの

提供する服はクリーニングは不要。ネーム刺繍もお店で外すので、そのままお持ちください。

≪買取できないもの≫
・デザイン変更になっているもの
・加工のしてある校則違反のもの
・お直しできない破損があるもの
・カビや虫食いがあるもの

判断に迷う場合は、ご相談くださいね。

提供したいという方は、まずは電話かメールでご連絡をお願いします。
買い取り方法は「さくらや調布店」事務所兼自宅まで来所、もしくは出張買い取りが可能。
買取には身分証明証明書の提示が必要です。
寄付に関しては持ち込みか取りに伺う、または元払いでの送付も可能だそうです。
これから大買取大会や寄付も募っていくそうなので「さくらや調布店」のブログFaceBookやチラシでご確認ください♪

 

「さくらや」では内閣府「子供の未来応援国民運動」に参画した活動「学生服回収BOX」の設置活動にも力を入れています。
企業やPTA・地域に「学生服回収BOX」設置をお願いし、
BOXの中に入れられたご家庭で不要になった学生服や体操服などさくらやが回収・査定し基金に全額納付しています。
基金は子ども食堂や子どもの支援団体に使われるそうです。
調布市内でも設置する企業が決まり始めているそうなので、
ご協力いただける企業やお店がございましたらぜひ平野さんへご連絡ください!!

「さくらや調布店」の店舗オープンの目標は半年後。
販売開始は制服が集まり次第、6月の夏服には、店舗がなかったとしても、場所を借りるなどして販売できるよう準備中だそうです。

子ども達が1人でも多く幸せな学生生活を送れる手助けをするため、
『東京では「さくらや」としてはまだ認知度が少ないので、まずは多摩地区はこの調布からこの活動を広めていきたい』という平野さん。

皆さんのご協力で支援の輪が広がりますので、ぜひ不要な学生服をお持ちの方はご協力ください!!

また店舗がオープンしたらお邪魔したいと思います!!

 

≪学生服リユースショップ「さくらや 調布店」≫

電話番号 050-3704-2951(平野さん)
電話受付時間 9:00~18:00
メールアドレス sakuraya.chofu@gmail.com
さくらや調布店 詳細チラシ さくらや調布店 詳細チラシ(2020.1)
さくらや調布店 HP さくらや調布店 HP
さくらや調布店 FaceBook さくらや調布店 FaceBook

 


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