『河鍋暁斎 その手に描けぬものなし』 の招待券を、5組10名様にプレゼント♪ parゆうがた5 北山裕子
- 2018.12.19
【ゆうがた5】火曜日17:10頃~のアートの殿堂=『Go Goミュージアム』。
昨日=12/18日(火)のOAでご紹介したのは、
『河鍋暁斎 その手に描けぬものなし』 …です ☆★☆
”日本が世界に誇る大奇才”として、多彩な画業の中でも風刺画や
妖怪画に長らく焦点が当たっていた画鬼・河鍋暁斎。
TVアニメ「地獄少女」のオープニングに登場する、おどろおどろしい
「地獄絵」でその存在を知った方も少なくないかもしれませんね。
…が、近年の研究家により、駿河台狩野派の伝統を受け継ぐ筆法を
もとに独自の感性が加わって、活躍の場を広げていった姿が徐々に
明らかになっています。
最新研究による従来とは異なる切り口に、期待大ですねb
***********************************
江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した天才絵師、画鬼・河鍋暁斎。
天保2年、下総国古河(現・茨城県古河市)に生まれ、数え2歳で家族と共に
江戸に出た暁斎は、7歳で浮世絵師・歌川国芳の元で絵を学び始め、後に
狩野派へ入門。
独立後は戯画などで人気を博しますが明治3年、40歳の時、作品が身分
ある人々を愚弄したとして投獄。
この事件や明治政府をちゃかしたような風刺画から暁斎は「反骨の人」という
イメージで語られるようになりますが、その根底にあったのは政府に対する
反発ではなく、慣れ親しんだ江戸文化への思慕であったと考えられます。
江戸幕府の終焉と共に狩野派は衰退しますが、生涯狩野派絵師としての
自負を持ち続けた暁斎は、日々の修練と共に、先人たちの作品を丹念に
模写するなど古画の学習を欠かしませんでした。
国内外から暁斎の名画が集まる本展では、「狩野派絵師」としての活動と
「古画学習」を大きな軸に、幕末・明治の動乱期に独自の道を切り開いた
暁斎の足跡を辿ります。
第二回内国勧業博覧会で最高賞に輝いた水墨画《古木寒鴉図》(2/6~3/4)と
同時出品された緻密な描写と色鮮やかな色彩が見事な《花鳥図》(2/6~2/18)、
力強い筆致で虎を描いた《虎図》、茶目っ気溢れる《鳥獣戯画 猫又と狸》(3/6~
3/31)《放屁合戦絵巻》、イスラエル・ゴールドマンコレクションから里帰りする
《達磨図》《鷹に追われる風神図》など、卓越した画技を持つ暁斎ならではの作品
にご期待ください。
『河鍋暁斎 その手に描けぬものなし』は、
サントリー美術館にて、2019/2/6(水)~3/31(日)まで開催します。
そして今週は…
『河鍋暁斎』展の招待券を、抽選で5組10名様にプレゼント!!
希望する方は、下記要領に従ってお申し込み下さい。
★☆★皆様のご応募をお待ちしています★☆★
*******************************
『河鍋暁斎 その手に描けぬものなし』
開催期間 = 2019/2/6(水)~3/31(日)
※火曜休館
※※作品保護のため会期中展示替えを行います。
会 場 = サントリー美術館
※六本木駅直結 東京ミッドタウン・ガレリア3F
*********************************
応募方法
住所・氏名・電話番号、キーワード《暁斎(キョウサイ/かなOK)》と明記の上、
リクエスト曲、または身の回りのよもやま話etcひとことメッセージを必ず添えて、
eメール/FAX/ハガキで、 『ゆうがた5 GoGoミュージアム』係にお申込み下さい。
eメール mail@chofu-fm.com
FAX 042-443-8068
ハガキ 〒182-0026
調布市小島町2-33-1 文化会館たづくり3階
調布エフエム放送 ゆうがた5
応募〆切 2019年2月5日(火)必着
当選発表 発送を以って代えさせて頂きます。
*******************************
尚、当展についての詳細は…
サントリー美術館 TEL 03-3479-8600
または、同美術館ウェブサイトをご参照下さい。