午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:岡本祥子)
- 2018.08.07
こんにちは。火曜日レポーターの岡本祥子です!
台風13号の進路は心配ですが、今日は涼しくて体が休まりますね。
今週は調布市役所の2階、総合案内所前から中継をしました。
今日こちらでは朝の9時~午後3時まで「食品ロス」を減らすためのボランティア活動「フードドライブ」が行われています。
総合案内所前にある「フードドライブ」の受付にご家庭で眠っている食材を持ち寄っていただき、
集まった食材は市内のこども食堂や福祉団体、福祉施設等に寄付することになっています。
↓本日の放送はコチラ↓
今日の放送では調布市文化生涯学習課の飯塚左千さんと
社会福祉協議会の大久保摂事務局長にお話を伺いました。
「フードドライブ」という活動はまだ耳慣れない言葉ですが、
調布市では昨年度から年4回,定期的にフードドライブを実施しています。
その背景には、
食べられるのに捨てられている食べ物「食品ロス」の問題があるそうです。
日本では,年間646万トンの食品ロスが出ていて,約半分の289万トンは一般家庭からのもの。
この食品ロス646万トンを日本人一人あたりに換算すると,
毎日なんと,お茶碗約1杯分の食べ物が捨てられていることになるんです!
この時期は、お中元などのいただきものが食べきれないまま残ってしまうこともあります。
そんな「食品ロス」を減らし、こども食堂など地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付できるボランティアにつながるのなら嬉しいことですよね。
今年度は今日が2回目。毎回,平均すると2,300点余りの食品が集まっているそうです。
ただし、ご家庭で余っている食材と言っても、何でもいいというわけではありません。
【食品の条件】
・未開封で賞味期限が1ヵ月以上あるもの
・包装や外装が破損していないもの
・生鮮食品以外のもの
【特に持ってきてほしい食品】
・缶詰(肉・魚・野菜・果物など) ・インスタント食品(カップめん等)
・レトルト食品(冷凍・冷蔵は除く) ・調味料(食用油・醤油・味噌・砂糖)
・嗜好品(インスタントコーヒー等) ・乾物(米・パスタ・乾麺・海藻等)
・お菓子(できれば大袋)
今日はあいにくのお天気ではありますが
放送中も乾麺や調味料、お菓子、海苔、レトルトのおかゆなどが続々と集まっていました。
「フードドライブ」には調布市消費者団体連合会と調布市社会福祉法人地域公益活動連絡会の
2つの団体が協力してくださっています。
今日は受付を調布市消費者団体連合会の皆さんが担当されていました。
調布市社会福祉法人地域公益活動連絡会に加盟している保育園などでも受付をしていましたよ。
今日はお天気が悪いですし、このページをを見て初めて知った方など
今回は参加ができなかった方もいらっしゃると思います。
今後の開催予定は
・第3回が11月7日(水)
・第4回が平成31年2月7日(木)
いずれも調布市役所2階総合案内所前で午前9時~午後3時です。
※詳しくは,市報や調布市のホームページに掲載予定ですのでご確認ください。
※次回も実施日より前から社会福祉協議会で事前お預かりがあるそうです。
当日足を運べない方もぜひ活動にご参加ください。