午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:岡本祥子)
- 2018.06.12
こんにちは。火曜日レポーターの岡本祥子です!
雨が上がり、昨日までの涼しさと一転、今日はどんより雲の下、蒸し暑くなりました。
今日は季節の花の話題!
梅雨の時期には欠かせない季節の花「アジサイ」の見頃を迎えた野川公園から中継をしました。
調布市の北側。野水1丁目・2丁目から三鷹市、小金井市にまたがる広~~い都立公園。
名前の通り野川のほとりに広がる公園。
今日は調布FMのスタジオから電動アシスト式自転車で15分ほどかけてやって来ました。
元々は国際基督教大学のゴルフ場だっだそうなんですが、広さはどのくらいかご存知ですか?
およそ40万3千㎡!
味の素スタジアムの建築面積がおよそ4万4千㎡なので、味の素スタジアム10個分弱の広さなんですよ~!!
園内は野川と東八道路を挟むため3つの地区に大きく分かれています。
①豊かな自然が残されている野川の北側
②野川と東八道路にはさまれた起伏のある芝生広場
③大芝生広場とテニスコート・ゲートボール場・アスレチックや子供たちが思いっきり遊べる遊具が集まるわんぱく広場のある南側。
今日はジョギングやお散歩の方、大芝生で遊ぶ子供たち、ベンチに腰かけて読書中の方などなど…
皆さん思い思いにのびのびと過ごされていました。
芝生には一面おシロツメクサ!!子どものころに花冠を作ったのを思い出して童心に返った気分になりました。
自然豊かな公園ですので、春は満開の桜、秋は紅葉やドングリ拾いなどを楽しめますが、
この梅雨の時期に見頃迎えるのが「アジサイ」です。
公園の事務所の方にお話を伺ったところ、今年は例年より少し早めに咲いたとのこと。
広い園内、どこにアジサイが咲いているかというと…
公園の東側にある野川に架かる泉橋近くが絶好の鑑賞スポットです!
泉橋から次の富士見大橋までの間の150mほどの土手にずら~っと
ピンクから青まで、見事にに咲き誇っていました。
手まりのような真ん丸の「西洋アジサイ」
花の冠を頭に乗せているみたいな「ガクアジサイ」
西洋アジサイはピンク~紫がかった色が多く、ガクアジサイは青色が多かったです。
ご存知の方も多いと思いますが、アジサイは
土壌の性質で花の色がリトマス試験紙のように変わるといわれています。
土壌が酸性だと青。アルカリ性だとピンク。中性に近いと紫色になるそうです。
同じ株でもその年の土壌の性質によって花の色が変わるので、毎年わくわくしながら楽しめるアジサイ。
そのため、西洋アジサイの花言葉は「移り気」なんですって。
ちなみに、去年、おととしと野川公演では「ハート型」のアジサイが見つかっているんです!!
「ハート型」のアジサイは公園のご担当者の方によると、
真ん丸の西洋アジサイが「花の付き具合や雨の重みなど偶然が重なってできた産物」なんだそう。
見つけたらラッキーなことだそうなんです。
そこで、
毎年ハート型のアジサイが咲くわけではないのですが、
2年連続で見つかったということは、その偶然が起こりやすい場所なのではないか!?と思い、
今年も咲いていないかなと、わたくし、30分ほど探しました!
結果!
「ハート型」のアジサイ発見!!!!!!
まだ左半分は白く、これから色づきそうですね。
放送後、公園の管理事務所で写真を確認してもらい、「ハート型」のアジサイと認定していただきました!
これで3年連続で野川公園では「ハート型」のアジサイが見つかったことに。
場所はアジサイが続く150mの中間あたりの株です。
本当にたくさん咲いている1つですので、よーくよーく探してみてください!
アジサイを見に行きながら参加できる公園内のイベントも来週2つありますよ。
19日(火)は大芝生で「親子スポーツ教室」が11:00~11:45:まで行われます。
2歳~4歳のお子さんと親御さんが対象で、先着20名。
事前申し込み制ですが、当日空きがあれば当日参加も可能です。
また、翌日20日(水)は自然観察センター レクチャールームで『「布ぞうり」を作ろう』が開催されます。
小学校5年生以上が対象で時間は午前10時~午後3時まで。
事前申し込み制で定員は15名。残席は残りわずかだそうです。
詳しくは野川公園のホームページをご覧ください。
電話でのお問い合わせ先:都立野川公園サービスセンター 0422-31-6457まで。
アジサイは咲き始めから長く楽しめる花のため、7月初旬まで見頃が続くそうです。
ハート型のアジサイを探しながら散策してみてはいかがですか?