午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:かじこ)
- 2017.03.23
☆★劇団 芸優座★☆
住所:東京都調布市多摩川2-28-4
TEL:042-489-4555
調布で活動されている劇団 芸優座に行ってきました!!
こんなにたくさんの皆さんに迎えて頂きました☆
百瀬さんにお話を伺いました!!
劇団芸優座は「青少年にだからこそ最高の演劇を見せたい」という理念のもと、
1976年に創立され、今年41年☆
公演数トップクラスの年間150公演!!
百瀬さんは年間100公演も出演され、
沖縄以外のすべての県で公演を行っているそうです☆
93歳から23歳まで60名もの劇団員・研究生の方がいらっしゃいます。
百瀬さんは在団21年で40歳!!
在団21年という所もすごいですよねー(^-^)
普段は一般のお客さまにチケットを買ってお芝居を見て頂くのではなく、
その公演のほとんどが全国の市民会館やホールの自主事業、文化庁の僻地巡回公演、
そして、学校が学校行事として行っている演劇鑑賞教室などで公演をしていらっしゃるんです☆
その年に日本国内で上演された、あらゆる形式の舞台芸術。
それぞれの分野においてもっともすぐれている作品を海外に紹介している雑誌。
「theater year book theater in japan」
児童青少年の分野で2010年と2012年に紹介されたんです☆
青少年という分野で世界に紹介されているとても有名な劇団です!!
普通の劇団とは違い、チケットを販売して観て頂くという形では無いので
調布の方にあまり知られていなかったんです。
芸優座は、調布にアトリエがあるだけでは無く、
劇団を創立した平塚さんは日活の映画俳優として活躍された方!!
その頃から調布在住☆
劇団の作家の村田さんは調布生まれ調布育ち☆
百瀬さんも深大寺生まれで調布の学校出身!!そして調布の劇団で活躍されている!!
他の劇団員の方も調布在住の方がほとんど☆
2015年には調布市より、芸術文化活動の功労を称えての表彰を受けています。
こんなに調布と縁が深い劇団なんですよー(^-^*)
調布市民の方に知って頂きたい!!という事で春の公演は一般の方に観て頂けるんです☆★☆
芸優座春の公演「昇らぬ朝日のあるものを~幻のオリンピアン」
★あらすじ★
戦後の復興を象徴し国民を熱狂に包んだ1964年第一回東京オリンピック……
本当はその24年前…1940年に開かれる予定だった事をご存知だろうか?
フィンランド首都ヘルシンキと一騎打ち!最後までもつれにもつれてようやく勝ち取ったはずだった1940年東京オリンピック
しかしそれは開催されることはなかった……
オリンピックに夢と人生をかけ、そしてそれに翻弄された人々……
なぜ幻と消えたのか、なぜ開催は叶わなかったのか
時代に翻弄されながら、幻に終ったオリンピックに
思いを馳せた人々の希望と挫折を描いた物語です。
2020年に東京オリンピックを控え、まさに今皆様にご覧頂きたいテーマとして、劇団員一同、総力を挙げて上演致します。
作家の村田さんに伺ったのですが、
戦前の1940年にオリンピックが開催されるはずだったなんて!!知らなかったですー!!
オリンピックを目指していた若者がたくさんいたのに、戦争の影響で返上せざるをえなかった。。。
平和がなければ、オリンピックを招致することは今でも出来ない。そういう所も描きたいとお話して下さいました。
一番お若い 大道さんには「お客さんに伝えたい事」を伺いました!!
今回の舞台のテーマは「夢を捨てるな!!」
大道さんは小学生の時から劇団員になる事が夢だったのですが、
ご両親が病気で将来は就職して家庭を支える道しかなかったのですが
がむしゃらに進んで来て、芸優座に入団する事が出来た!!ご両親も喜んで応援して下さっているそうです。
夢を諦めなくて良かった!!と心から感じているので。
この舞台を通して、夢を捨てずに諦めないで持ち続ける事の大切さを感じて欲しい!!とお話して下さいました☆
青森出身のランナー役の山際さんに苦労されている事を伺ってみると。
「青森の方言!!」
東北弁よりも複雑で特殊なので方言指導をして頂いているそうですよー!!
レポートの中で青森の方言で話して頂きましたよー☆
着物姿の鈴木さんは越後谷の女将役!!髪型もバシっときまっていました(^-^)
調布に住んでいらっしゃる方はどなたか聞いてみた所ほとんどの方が手を挙げてビックリ!!!!
川口さんタペストリーなどのお話をして下さいました☆
調布のあちこちにこのオレンジ色のタペストリーが☆★☆
たづくりの周りにもたくさんありますよー!!
公演に向けて
準備も急ピッチで進められています☆
調布の方に是非観て頂いて「芸優座」を知って頂きたいと思います(^-^)
2020年オリンピックをみんなで盛り上げていきましょう☆★☆
「昇らぬ朝日のあるものを」~幻のオリンピアン ~
日時 : 平成29年 4月8日(土) 18時~開演(17:30開場)
4月9日(日) 14時~開演(13:30開場)
会場 : 調布市文化会館たづくり「くすのきホール」
料金 : 前売り3,000円 当日3,500円
<カンフェティ取扱チケット> 全席自由(前売):3,000円(税込)
お問い合わせは、劇団芸優座制作部 TEL042-489-6066