2004/4/6 OA 「まるごとFC東京」内容のご案内
- 2004.04.08
毎週火曜 夜10:00から30分間お届けしているFC東京の応援番組
「まるごとFC東京」聞き逃してしまった方、電波が届かず聞けない方
どうぞご覧下さい。
●東京ヴェルディ戦後の選手のインタビュー
◇同点弾を決めた戸田選手のコメント
「個人的にも良かったですし、今日は勝ち点3を取らないとという危機感が
ありました。負けている試合に出ている選手としては危機感がありますので
どんなことをしても勝つぞという中での1点だったので、
もちろんみんなで取った1点ですが嬉しかったです。
チームの狙いとしては、なるべくして入った点、狙っていた点だったので
決められて良かったです。」
◇2回目の同点弾を決めたジャーン選手のコメント
「ダービーマッチということで難しいゲームだったんですけど
結果から言うと勝って良かったと思います。
前半に1点取られてしまったんですけど、それも自分のミスから
点を取られてしまって、後半はそこを立てなおせたと思ってます。
本当に今日みんなで勝てて良かったと思ってます。」
・自身のゴールについて
「自分のゴールで同点に追いつき、その後に逆転出来たと言う事で
自分でも価値あるゴールだったと思っています。
今年初めて点を入れたんですが、本当にいい点だったと思います。」
●朝日マンに聞け! (植田朝日:朝日/藤田京子:藤田)
藤田:今週もよろしくお願いします。
朝日:今週は気分いいよね!天下分け目のダービー。東京を二分する
人気チーム…じゃね~な。むこう人気ね~な。
とりあえず、みごと緑色を下したということでね。
藤田:そうですね~。
朝日:もう調布の学校、職場じゃ昨日今日とね「FC東京勝ったね~。」
「ルーカス外したね」そういう話題で持ちきりだったと…。
藤田:持ちきり!
朝日:そんなことないでしょう?!
今の調布におけるダービーの位置付けというかさ~。
せっかく勝ったのに、珍しく飲みもそこそこに帰ってテレビ付けたら
〈森本不発〉とかさ~。おい!主役どっちだよ~って話し。
藤田:話題的にはヴェルディもありましたが、結果的にはこちらが勝ちました
ので。ところで、朝日マンにメッセージ預かってきてます。
三浦文丈選手:「結構やっぱりエムボマと森本君凄かったですね。
でも、劣勢になってもちゃんと跳ね返すっていうのは
地力がついて来たというかいいと思うよね、朝日マン?」
朝日:(笑い)なんで「朝日マン」って言ってるの?
藤田:本当は試合後の番組「CASA TOKYO THE RADIO 」
アフター・ザ・マッチ(※注1下記参照)に出てもらいたかったんですが
タイミングが合わなくて伝言を預かってきました。
朝日:選手は出られなかったけど、前FC東京監督で現ユース代表監督の大熊清氏
が(CASA TOKYO THE RADIOに)出てくれてね、素晴らしい。
いや、でも強くなったよ東京は。
前半1-0で負けていて、あんなのろのろの試合していてね。
僕達もダービーだけは負けちゃいけないと言う事でね、
ちょっと嫌味も込めて、選手を発奮する意味も込めて
試合前半終了と同時にわざとベンチにも入っていないケリ-コールして
「ケリ-お前が必要だよ」って気持ちも伝えたいし、出てる選手にも
「ちくしょうゴール裏の奴ら俺達のことどう思っているんだ」と
発奮させる意味でもわざとケリ-コールしたり(しました)。
そして、後半開始そうそうには、すっげぇ盛り上げて大きい旗出したり
試合前からやれよって話しなんだけど、
こちらとしても事情がありましてね。
後半から盛り上げてヴェルディ戦用の歌
♪ヴェルディだけには負けられない俺達の力見せてやろうぜ♪
の歌を延々と後半45分歌い続け、点が入っても
「まだまだ逆転してねぇだろ」みたいな感じであおって
気がつけば逆転勝ちですよ。
藤田:本当に後半だけで3点取ったね。
朝日:素晴らしい。そして決勝点取った(馬場)憂太君。
もう喜んで電話してきたよ。「あ~もう本当に嬉しくて!」って。
やっぱりプレッシャー感じていたみたいね。
ダービーだけには負けられないってあんだけ言われたら
プレッシャー感じると思うんだけどね。
さっき調布ではヴェルディとのダービーの話しで持ちきりだね。
って言ったけど(実際は)そうではないじゃない。
それが「持ちきり」の街に(なるように)そういう特別な試合に
こっちもしなくてはいけないし、そのぐらい調布の人達にとって
FC東京が大きい存在になって欲しいからね。
藤田:馬場憂太選手は怪我明けで出て来て、
まだ(怪我の部分が)痛かったりするということですが、
自信がついた顔をしていた気がします。
朝日:あと栗澤君。徳永悠平君もそうだけど、凄いよね。
強化指定選手がふたりも出てるチーム。
しかも原監督がインタビューの中で
「来年うちに来て欲しいから出したんじゃないよ。
今いい選手を使っているんだからね。」って言うのは凄い発言だよね。
藤田:そうなるとプロとしてお金を貰っている選手は、もっと頑張らなきゃ
いけないしね。
朝日:それこそ文さんも(三浦文丈選手)も最後出てバシっと締めてくれたけど
今野も入って来て、宮沢も良いし、
浅利もサテライトでいいパフォーマンスしたっていうし、
皆が手を抜けない環境だよね、すごいよ。
もうこうなると、気持ちは清水エスパルス戦。
藤田:今度の日曜日です。
朝日:これはケリ-君も復帰してくるだろうしね。
もう、銀河系宇宙選抜って言われるレアルマドリ-に
一歩も引けを…引けとってるなぁ(笑い)
藤田:笑い
朝日:東京としては、最高な布陣で臨めると思うし。
藤田:去年のセカンドステージの清水戦といったらいい印象しかないですからね。
朝日:そしてエスパルスは今調子悪いですよ。アレサンドロ君もいなくなったし
安貞桓君もいなくなったし、調子悪いですよ。
ここで清水叩いて、また次も調子が悪いセレッソ叩いて。
そうすると多分首位だね。
藤田:そして迎えるのが…。
朝日:ジュビロ戦。もうこれは本当に面白い展開になっていってるよ。
藤田:今月は目が離せませんね。
朝日:調布のサッカーファンの皆さんね、見に行こうよ。清水まで行っちゃおう!
(※注1)CASA TOKYO THE REDIO アフター・ザ・マッチは植田朝日さんを
はじめとする東京サポーターの番組で、味の素スタジアムで
行われた東京の試合後30分~1時間後からスタートする、臨場感
抜群の生放送1時間番組。その日の東京の試合について、監督の采配に
ついてなど、東京サポーターによる何が飛び出すかわからないスリリ ングな内容の番組になっています。
次回は、5/2(日)横浜Fマリノス戦後に放送予定です。
●小林成光選手インタビュー
~怪我から復帰までの道のり~ (聞き役/中野いずみ:中野)
中野:まずはお帰りなさいですね。
小林:ありがとうございます。
中野:3月27日のナビスコ杯で復帰されましたが、ここまでの
道のりは長かったですよね。
小林:そうですね。結局手術を3回して、約2年振りぐらいですよね。
1年10ケ月振りだったのですごい長かったです。
中野:今までのサッカー人生でこれだけ長くサッカーから離れた経験は
ありましたか。
小林:ないですね。最高でも1ケ月ぐらいでしたね。
中野:挫けそうになった瞬間も(復帰までの)長い間にはありましたか。
小林:事故を起こして入院をして、本当に治るまでは毎日挫けそうに
なったりとかの繰り返しでした。
中野:挫けそうになる気持ちを支えたものは何ですか。
小林:結局自分が(事故を)起こしてしまったことへの責任ですね。
やっぱり、サッカーまた復帰したいっていうのと、まわりの人が
「また出来るよ」って言ってくれた励ましですね。
自分では(復帰は)出来ないと思っていたけれど、まわりの人が
そう言ってくれるから「僕もまた(サッカー)出来るかも」って
(思い直すことが出来た)繰り返しでした。
中野:それを考えると本当に長いですよね。
小林:毎日病院のベットに寝ている時も本当に時間が長くて、考える時間が
たくさんあるんですよ。余計そういう「ダメかも」とか考える
時間が多すぎてしまって、辛かったですね。
中野:逆に、サッカーから離れて見えたものはありましたか?
小林:やっぱり、体調が良くなって皆がやってるナビスコ杯なんかを
3、4ケ月振りに松葉づえとか、車椅子で見に行ったんですよ。
自分はピッチに立って出来る喜びみたいなものを、自分で失って
しまったんだなって思いました。
あの観客の中で、あのスタンドの中にいるって言う事の素晴らしさ
をなんで分ってなかったんだろうなって思いました。
◇徐々に回復して行った小林選手は去年9月4日に小平練習場で行われた
千葉国体の高校生との練習試合に出場します。
怪我から初めて練習試合に出た時の心境を語ってもらっています。
小林:あの時はやっぱり、全然身体も出来ていないし、多分一般の人よりも
走れないし、そんなのでサッカー選手か?というくらいの
(コンディション)でも、監督から前の日急に「明日出てみるか」と言わ
れて心の準備というか身体の準備も何も出来ていない状態でしたけど。
それでもずっと練習をやっていて、出れた時に「お帰り」ってスタンド
から言われるとすごい…泣いてしまいましたね。
中野:その時ゴールも決めたんですよね。
小林:そうですね。相手が高校生だったといのもあったし、僕が出たことで
(馬場)憂太からパスもらったんですけど、多分「点数取っていいよ」
っていうパスをくれたんで、本当に皆の気持ちが嬉しかったです。
中野:自分が元いた場所に戻って来たなって感じた瞬間はいつでしたか?
小林:公式戦にちょっとの時間でも出れたっていうのは、このチームとしても
監督にもそうですし戦力として見てもらえたので、
一歩ですけど前に進んだかな、戻ってこれたかなという気はします。
まだまだですけど、
気持ち的には戻ってこれたのかなって感じはしましたね。
中野:厳しい時期を乗り越えて変わったものは?
小林:前と比べて、自分で行けなくなった場面ってあるんですね。
気持ち的にとか身体の筋力とかスピードとかもあると思うんですけど。
判断として、前はいけるかなと思って行ってたのが、怪我してからは
ここはもしかしたら行けないかもっていうので、周りを使ったりだとか。
別に弱気になってる訳ではないですけど、自分のスピードとか
中に入って行く切れとかも含めて個人では打開出きない事が
怪我明けてからは多かったので、周りを見る事が多くなって。
怪我する前よりも周りを見てやるようにはなっていると
思うんですけど。
今本当に、足が速い選手とかたくさんいい選手がいて、
その中で監督だったら(監督の立場で)「成光が入ったら何が出来るか」
を考えています。前は「自分が自分が」ってやってたんですけど、
今は試合に出る為には何をしていったらいいかってことを常に考えながら
プレーしてることが多くなっています。
中野:あとは公式戦でのゴールが待たれますが。
小林:まだまだ、自分のプレーがトップレベルでゴール出来る
最後の瞬間的な速さとか戻って来てないんですけど、
でも、少しでも出た時はチャンスがあると思うので
そのチャンスをサッカーが出来なかった分冷静に見れる自分がいるので
そこで冷静に点数が取れたらいいと思ってます。
中野:是非、待っています。頑張って下さい。ありがとうございました。
皆様のご意見ご希望お待ちしています。
メール、FAX、ハガキ何でも結構です。どんどんお寄せ下さい。
来週は、4/5(月)行われた「じんだいフェスタ」での大谷選手
松本選手のトークショーの内容をご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに。
番組担当 中野いずみ