2011/04/01(金)午後のカフェテラス 街角レポート (レポーター:林あや)
- 2011.04.02
ども、林あやです。
今週からしばし代打で金曜日のレポートを担当いたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします!
さあ、4月です。
すでに東京も桜の開花宣言。調布の桜も咲き始めています。
桜が咲き始めると「春が来たなー」と季節の移り変わりを感じますよね。
そして、この季節の移り変わりを見事に表現しているのが「和菓子」
和菓子は
「その季節にだけつくられるもの」
例)春⇒はなびら餅、うぐいす餅 夏⇒くず桜、水ようかん など)
「材料は同じで、形や色合い、菓銘で季節を表現するもの」
例)きんとん=春⇒芽吹き 梅の頃⇒この花
と、四季の移り変わりを表現しているお菓子なんです。
そこで、つつじヶ丘駅徒歩1分。
創業明治元年という歴史ある「和菓子処 今木屋」さんにお邪魔し、
ご主人の小宮さんにお話を伺いました!
上にも書いた「菓銘」は、その字のごとくお菓子の名前。
形が抽象的な和菓子には季節感や情緒ある菓銘をつけることで、
よりお菓子の魅力やイメージがふくらむとても大切なもの。
だからこそ、お店ごとの特徴が顕著にあらわれます。
今木屋さんでは、「調布以外の方へのお土産に喜ばれるように」と、
調布の地名や名所にちなんだ菓銘がたくさん!
「深大寺サブレ(だるまのイラスト入り)」
「ほのぼの調布(サッカーボールがモチーフ)」
「お米すうぃーつ 調布米(米粉でつくったお菓子)」
などなどなどなど・・・盛りだくさん。
もちろん、季節の和菓子「うぐいす餅」や「柏餅」などもあり、
店頭の和菓子を眺めているだけで「春だぁ」とほんわかしました。
視覚・味覚・臭覚・聴覚・触覚。
和菓子は五感で楽しむことができるといわれています。
普段お刺身を食べるときに使うようなお皿や、木彫りのお盆など、
普段和菓子には使わないような器を受けとして使うと、
美しい和菓子がより引き立つようになると小宮さん。
一工夫するだけで、ぐぐっと印象が変わるところも魅力の和菓子。
どうぞ、春の彩り豊かな今木屋さんに足を運んでみてくださいね!