午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:深澤国久)
- 2015.04.24
みなさんこんにちは 深澤国久です。
今日出かける前に浴室の角に肘をうってへこみました。
誰のせいでもないので、自分自身の怒りを静めました。
それでもレポートは元気にと思っています。
さて今週はつつじヶ丘に出没。
まもなくやってくる端午の節句。
といえば柏餅ということで、和菓子の今木屋さんにお邪魔しました。
お相手は５代目小宮崇さんです。
この番組のファンでいらして、いつも聴いてくれているそうです。
ありがとうございます。
今木屋さんの柏餅は３種類ございまして
こしあん・つぶあん・みそあんです。
つぶあんはよもぎを使用しているので見た目もあざやかですよ。
餡子の小豆は十勝産を使用していてまた砂糖は氷砂糖その理由は小豆の甘みを邪魔しないということです
またみそあんのみそには京都の白みそを使用していてこだわりをもって作られています。
こちらはこしあんです。
また5月3･4･5日には手作りちまきを販売します。
こちらはういろうの餅で作った甘いお餅です。
こちらのういろうは明治記念館でも出されていたういろうです。
また桜の葉っぱを使用して作った桜餅。道明寺桜が今の季節ですね。
今月限定でみたらし団子を提供しています。
こちらのみたらし団子
あんは原料だけで作った醤油を使用して作られています。
とても珍しい醤油を関係者からいただいたという事で一口味わいの価値ありです。
今木屋さんといえばどら焼きという方もいるはず。
こちらのどら焼きは皇室献上菓子ということで
2013年秋に開催されたスポーツ祭東京2013にて献上された物です。
またこのどら焼きは母の日にプレゼントするために
パッケージされたものがございます。
母の日にどら焼きをプレゼントするなんていうのもいいですね。
5代目御主人は練り菓子にもこだわりがあり
こちらも皇室献上のお菓子です。
毎季節ごとに手作りしています。
年間では100種類を作るということで
今お店に並んでいるのは4種類です。
どれも綺麗で食べるのがもったいないくらい
（左上しょうぶ左下あやめ右上藤の花右下つつじです）
そしてサッカーの街をあしらったほのぼの調布
サッカーボールを見立てたというパッケージです。
紅茶を使用し、丹波の黒豆をのせています。
こちらのお菓子とうふ。お菓子とうふって？
と思いましたが、豆乳を使用した生地に色々な味が楽しめます。
また米粉を使用したお米スイーツはカスタードとチーズの2種類です。
冷凍保存されているので、解凍していただきます。
そしてまだ誰もしたことのない事にチャレンジしたいという5代目ですが、
5年前から和菓子の先生もされています。
これは小学校に出向いていき手作り和菓子授業を開催するというもの。
最近和菓子離れをしているといわれる小学生に少しでも興味を持って欲しい
本当に和菓子作りは楽しいからそれを少しでも伝えたいいう思いから始めました
5代目にお話を伺うと何回も和菓子作りは楽しいということをおっしゃていました。
私は幼稚園行く途中にパンを購入するお店が和菓子屋さんでしたので
小さい頃から和菓子を食べていましたが、最近の小学生は和菓子よりも
ケーキなどの洋菓子を食べる傾向が強いのかもしれませんね。
その気持ちを少しでも和菓子に向けてよさを知ってもらえればという情熱をお持ちです。
今はお店が定休の水曜日にしか活動が出来ませんが、
これを将来的には広げて生きたいと語ってくださいました。
その授業後に児童のみなさんから感謝の言葉をつずったものをみましたが
本当にみなさんが楽しくその時間を過ごしたことが解る文脈の数々
そのときに有ったエピソードを聞いていくうちに心がほっとしました
最近はその授業を行った児童さんが帰りによる事もあるそうです。
そして5代目はその先の2020年東京オリンピックについても語ってくださいました
世界中が日本に注目するときに日本の文化が注目されるはず。
その中には和菓子も入っていてその日が来ることが間違いなくくるとおっしゃています。
またそれ以外でも今色々とコラボレーションしようとしているということで
益々目が離せませんね。
また5代目ですが和菓子だけではなく洋菓子の勉強もされていて、
その感覚から生まれた商品もあります。
お店はコンパクトでも中身がぎゅっと詰まった今木屋さん
ただの和菓子屋さんでは終わらない予感と情熱を感じました。
とてもお話しするのが大好きな5代目その人柄も感じた今回のレポートでした。
是非一度来店してみてはいかがですか。
【今木屋】
営業時間 9:30～19:30(水曜定休・ゴールデンウイークやお彼岸は営業)
Tel042-482-3619
