2003/4/22 OA まるごとFC東京放送内容のご案内
- 2003.04.25
毎週火曜日 夜10:00から30分でお送りしているFC東京の応援番組
聞き逃した方、電波が届かず聞けない方、ぜひご覧ください。
今回は「東京プレーヤーズ・プロファイル」から
前田和也選手のインタビューを掲載します。
FCポルトに短期留学のお話を中心に伺っています。
Q 前田選手、FCポルトに短期留学したきっかけは?
A チームの方から海外留学に行かせたいと言うのを聞かされて
それで、行く気はあるかと聞かれて、僕が「行きます!」と
即答したのがきっかけです。
Q やっぱり海外には興味があったんですか?
A ものすごく行きたいっていうのはなかったんですけど、興味はありました。
Q 留学直前の心境は?
A 言われてすぐは、期待の方が大きかったんですけど、出発の日が
近づくにつれて不安も出てきて、半分半分ぐらいでしたね。
Q FCポルトの印象は?
A まずは、過去に一回世界チャンピオンになったことがあるというのも
あって、グランドとか練習の施設も日本とは全然違うし、チームの
決まりごととかすごい厳しくて、やっぱりなんか、世界のトップクラス
で戦っているチームは違うなと感じました。
Q 具体的には?
A 日本の場合は、練習とかも見に来てるじゃないですか、でもポルトの
場合は、部外者の人は全然練習見れなくて、すごいその辺は厳しかった
ですね。
Q 練習とか生活面での違いは?
A 練習の面では、チームの全体練習があって、日本だとそこで残って
自主練とかするんですけど、むこうの人たちはみんな、全体の練習が
終わったらそのまま引き上げて帰る、みたいな感じで。
そこは、ちょっとびっくりしましたね。
Q 同年代とのコミニュケーションはとれました?
A 年令が近いから国が違うとしても通じるものがあったし、すぐ仲良く
なれたのが良かったですね。
Q 環境にはすぐ馴染んだんですか?
A 時差ボケがあったくらいで、あとは全然慣れましたね。
Q とまどいもなく?
A 言葉とか困ったですけど、その他は何も困ることはなかったです。
Q 前田選手はポルトガル語が話せるんですか?
A まあまあ、大体カタコトでなんとか日常会話が出来るくらいで
べらべらしゃべるのは無理です。
今でもむこうから電話がかかって来るし、そういう会話は大丈夫でした。
Q 留学する前から言葉は練習してたんですか?
A いや、全然。挨拶程度しかわからなくて、その他の言葉はポルトガルに
行ってから自分で勉強して覚えました。
Q 生活はどうでした?
A 朝起きて練習して、帰って来たら一緒に住んでいたブラジル人ふたりは
すぐ、昼寝しちゃうんですよ。だから、一人で起きてるから、TV見るか
街の中散歩するくらいで、ずっと3ヶ月生活していました。
Q 食事は?
A たまに自分たちで自炊して、その他は近くにユースチームの寮があった
から、そこに食べに行ってました。
Q 3ヶ月を振り返ると長かった?
A 今思えば早かったですけど、やっぱり生活してるときは長いな~と
思ってました。
Q 中田と呼ばれていたとか?
A 最初の1ヶ月は「中田」、たまにチラチラ「稲本」とか呼ばれてました。
最後の2ヶ月は前田で…。(笑い)「俺は、マ・エ・ダ」だよって言うのを
教えてきました。
Q 短期留学の3ヶ月間を振り返ると収穫は?
A やっぱり、3ヶ月むこうに行って気持ちの面で余裕が出来たっていうか
徐々に留学の成果を出して行きたいと思っています。
やっぱりむこうで日本人ひとりで生活したっていうメンタル面の
強さが出来たんでその辺は、どんどん出して行きたいと思います。
☆ぜひプレーでその強さを見せて欲しいですね。
短期留学は代表クラスになっても、刺激を求める為にとか自分の実力を
見極めるためにとかいろんな意味で行っており、特別なことではない
ようです。若いうちに海外を経験するのは感性も高いので吸収も早いし
成長に役立ちそうですね。
FC東京はFCポルトと将来的にパイプを作って、例えばユースチームが
交流したりできるような環境作りなどを構想中とのことです。
次回は東京サポーターによる熱きディスカッション「東京サポーター
闘クバトル」です。お楽しみに!