生誕130年 エコール・ド・パリの貴公子『ジュール・パスキン展』の【招待券】を5組10名様にプレゼント♪ parゆうがた5 北山裕子
- 2014.12.18
【ゆうがた5】火曜日17:10頃~のアートの殿堂=『Go Goミュージアム』。
今週12/16(火)にご紹介したのは…
『ジュール・パスキン』…です ☆★☆
世界各国から1920年代のパリ・モンパルナスやモンマルトルに集い、ボヘミア的な
生活をしながら、ジャンルも画風も様々な創作活動を行ったエコール・ド・パリの
画家達。
貧しく短い悲劇的な人生が映画や小説になったユトリロやモディリアーニ、ロマンチックな
画風がマダム達に人気で日本の美術館が世界有数のコレクションを有するローランサンや
シャガールらに比べ、日本ではやや知名度が低いパスキン。
ブルガリアのユダヤ系豪商の家に生まれ、10代で才能を評価された当時の画壇の寵児で、
モンパルナスでも一際華やかな浪費生活を送った別名「モンパルナスの王子」。
世界各地のアートシーンや社交界で交流を広げるも、成功の陰でアルコール依存と神経症に
悩み、晩年は友人の妻との不倫の果てに、45歳で壮絶な自死…と、どこかフィッツジェラルドの
小説の登場人物のようでもある生き様は、これこそ映画に相応しいかも?
もし叶うならば、個人的には監督=バズ・ラーマン(華麗なるギャッツビー)より、ウッディ・
アレン(ブルージャスミン的に?)や、ティム・バートン(ビッグアイズ的もありかな?)etcで
観たいな~~~と妄想は膨らむばかりw
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1920年代の巴里に集った異邦人の芸術家達、いわゆるエコール・ド・パリの画家として
最も成功したひとりがジュール・パスキンです。
藤田やキスリングが親友で、ピカソやシャガールらも活躍した「狂乱の時代」に高い
評価を受けた時代の寵児パスキンは、繊細で震えるような輪郭線と、淡く真珠のような
輝きを放つ柔らかな色彩で描かれた女性や子供達の作品で人気を博しました。
また一方で、ブルガリアの裕福な家に生まれるも17歳で実家を出たパスキンは、殆ど
故郷に帰ることなくアメリカ国籍を取得。
ウィーンやミュンヘンを経てパリ、アメリカなど活動の舞台を移しながら制作を続けた
旅人=さすらいの芸術家でもありました。
日本で16年振りのパスキンの回顧展となる本展は、パリ市立近代美術館、ポンピドー・
センター、ヨーロッパの個人蒐集品等、日本初公開を含む珠玉のコレクションから選りすぐりの
油彩/素描/版画/パステル等約120点を紹介します。
狂乱の時代を生きた旅人=エコール・ド・パリの貴公子パスキンの軌跡を是非ご覧下さい。
『ジュール・パスキン展』はパナソニック汐留ミュージアムにて
2015/1/17(土)~3/29(日)迄開催です。
そして今週は…
『ジュール・パスキン展』の招待券
(当日一般1,000円)を、抽選で5組10名様にプレゼント!!
希望する方は、下記要領に従ってお申し込み下さい。
★☆★皆様のご応募をお待ちしています★☆★
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『ジュール・パスキン展』
開催期間 = 2015/1/17(土)~3/29(日) ※水曜&年末年始休館、但し2/11は開館
会 場 = パナソニック汐留ミュージアム ※大江戸線 汐留駅 徒歩5分、他
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応募方法
住所・氏名・電話番号、キーワード《パスキン》と明記の上、
必ず番組へのメッセージ(リクエストや感想、ひとことコメントetc)を添えて、
eメール/FAX/ハガキで、 『ゆうがた5 GoGoミュージアム』係に
お申込み下さい。
eメール mail@chofu-fm.com
FAX 042-443-8068
ハガキ 〒182-0026
調布市小島町2-33-1 文化会館たづくり3階
調布エフエム放送
応募〆切 2015年1月6日(火)必着
※年末年始の郵便事情∴ハガキの方は早目のご投函をb
当選発表 発送を以って代えさせて頂きます。
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尚、当展についての詳細については…
ハローダイヤル ℡.03-5777-8600
または下記、美術館公式HPをご参照下さい。
http://panasonic.co.jp/es/museum/
↓ 『パスキン展』紹介箇所
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/15/150117/