「ゆうがた5」11/27(木)+α 藤田京子
- 2014.11.28
こんにちは。
推定気温差アレルギーの藤田京子です。
いやはや、今週は本当に気温差、きつかったです…。でもアレルギー性鼻炎薬の種類を変えてみたところ
以前の「眠くなりにくい:柔らかカプセルからトロリ液体」のものより、
「一日2回飲めば効く持続性:普通のカプセル」の方が、頭重感(←これ、ずおもかんって読むってご存知でした?
わたしは昨日知りました・・・)が少ないことが判明。
まあクルマの運転もしないので、多少の眠気に襲われてもケンチャナヨ(だいじょうぶ)でいこうと思います!
さて今月2度目のコラム更新、さっそく+αまいりましょう。
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昨日11/27の〔ハートビート〕、一つめは映画『ストックホルムでワルツを』をご紹介。
スウェーデンの国民的ジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの半生を、ジャズたっぷりで描いた作品です。
モニカの上昇志向はあまりに貪欲で時にのけぞってしまうんですが、最後には父との邂逅が待っていて、つい涙も・・・。
いやー、自分にぜったいの自信を持てる人が成功するんだなと改めて実感。
そして北欧のインテリア、60年代の懐かしいファッションなどもみどころです。
11/29(土)から公開です。
もうひとつの〔ハートビート〕はCITIZEN 『Light Is Time』@青山スパイラル。
今年のミラノサローネで2つの賞を受賞した、田根剛によるインスタレーションの凱旋展で
腕時計の基盤装置・地板を6万5千個使い、光と音楽でコラボレーションして「宇宙のビッグバン」を表現した作品です。
スパイラルガーデンは螺旋状のスロープで2階へと上っていけるので、その途中から見上げたり見下ろしたりしていたんですが、
なんだか無重力の宇宙の闇に放り出された感覚で、マイナスイオンが出てるんじゃないかと思うほど心地よかった!
評判を呼んで開催期間が延長になったのもうなずけマス。
11/28(金)23時まで見られるとのことなのでお時間取れる方はぜひ!
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さて、たまには〔Kの小部屋〕も+αしましょう~!
昨日はEPIK HIGH の音楽特集。今年はBIGBANGとしての新譜が出なかったので(苦笑)
下半期は彼らの最新アルバム『SHOEBOX』と、テヤンの『RISE』をよく聴いております。
EPIK HIGHはYG移籍後の曲しか知らないのですが、とにかくバックトラックがいいのです。
(あ、ツイッターで詩を書くTabloさんの美しい文字も好きです→@blonotebyblo)
そして「Eyes, Nose, Lips」テヤン版&タブロ版どちらもひたれます・・・。失った恋の思ひ出を懐かしみたい方に、ぜひ。
そうそう先週は四谷にある「韓国文化院」をご紹介しましたので、そちらも+α。
Korea Center という、韓国のことならなんでもござれなこの建物。
1階ロビーには陶磁器などが飾られ、奥には様々なアート展示が行われる「ギャラリーMI」
4階には空中庭園「ハヌル庭園」と伝統家屋を再現した「サランバン」
と、まさに韓国文化を紹介するための施設になっています。
ほかにも韓国観光公社や韓流エンタメ館などが入っていて、使える&楽しめる場所です!
韓国ドリンクの自販機もお見逃しなく!
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ここで11/20の〔ハートビート〕にも軽く+αしておきます。
表参道のエスパス・ルイ・ヴィトンで開催中の『IN SITU-1』
韓国出身のアーティスト、ソ・ミンジョンによる公開制作が行われています。
実は最初に訪れた9月中旬は、プロジェクトのスタート直後でまだ支えの柱が立ったばかりの状態でした。
その後なかなか行けず、、、2ヶ月後の今月中旬に観に行ってみると。
作品のテーマ「創造と破壊」の、破壊へとすでに進んでいたわけです!
現場の説明員の方に伺ったら、白い発泡スチロールで骨組み・窓枠だけの建物を建て、その状態で1週間ほど作業をストップして公開していたそうです。
その後再開し、爆発の瞬間を思わせる完成状態に向けて、折ったり切ったりする作業が進められていました。
詳しい経過をご覧になりたい方はエスパス・スイ・ヴィトンの公式サイトでどうぞ。http://espacelouisvuittontokyo.com/ja/
ちなみに12月には最終形態で展示に入るとのこと。ぜひ見たいと思っています!
展示は2015年1月4日まで。
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東京都現代美術館の3つの企画展もご紹介しました。
おすすめは、『開館20周年記念 MOT コレクション特別企画 コンタクツ』
このところわたしが美術館に対してテーマにしている「所蔵作品をどういう切り口でみせていくか?」
『コンタクツ』は、意外な作品同士の組み合わせから作品が持つ何か新たな可能性を感じられないか?という狙いを持っており
これまで知らなかった作品を含め、なかなか斬新な取り合わせが多数登場して
うーーん、と唸る感じ、と言えばいいでしょうか。おもしろいです。
次に『東京アートミーティング第5回 新たな系譜学を求めて 跳躍/痕跡/身体』
総合アドバイザーを狂言師の野村萬斎氏が務めています。
こちらは身体を使ったあらゆる表現様式の見本市のようで、いくつか印象に残る作品が。
また、ノア・エシュコルの、ダンスをパッチワークで表現した布作品と、彼女の振付を撮影したシャロン・ロックハートの映像作品が新鮮でした。
もうひとつは映画ファンにうれしい『ミシェル・ゴンドリーの世界一周』
セットで映画撮影をしたり、ミュージック・ビデオをぐるぐる目が回りそうになりながら見たり、
『ムード・インディゴ』の小道具を間近で見たり。
若い人が多かったなー。参加して楽しめる企画展になっています。
いずれも東京都現代美術館で2015年1月4日まで開催中。
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今回はまたもや久しぶりのコラムだったので、長ーーーくなってしまいました。
最後まで読んで下さった方に、感謝をこめて予告とおまけ。
12月4日の〔ハートビート〕は新装オープンなった東京都庭園美術館をご紹介します。
どうぞお楽しみに~!
大人の皆さまの自由時間をすごす参考になれば幸いです。