「ゆうがた5」9/11(木)+α 藤田京子
- 2014.09.18
「ゆうがた5」木曜日、藤田京子です。
いつも番組にメッセージやリクエストをいただいてありがとうございます!
最近、夏の疲れがでてきてしんどいなー、とブルーだったんですが、えいやっ!と銀座にお出かけ。
ひっさしぶりにマリアージュフレールでサンドイッチなぞつまむ優雅なティータイムを過ごして参りました。
たまーの贅沢で、気分もリフレッシュ!
ということで、定番の遅アップとなりましたが、先週の「ゆうがた5」の〔ハートビート〕に情報+αして参ります。
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9/13公開となった映画『フランシス・ハ』
まずタイトルが強烈ですよね。わたしはゴッド姐ちゃんこと和田アキ子さんの「ハッ!」を、まず思い浮かべたんですが…。←時代(笑)
実際は
非モテ女子万歳!リアル系モノクロお洒落映画
とでも申しましょうか。素敵ニューヨークをバックにアテが外れっぱなしのフランシスの孤軍奮闘を描いております。
人生無計画、思うがままのフランシス。
でも女の友情にはヒビが入るし、仕事も思うようにいかない。
エリートから見れば、何をもがいているの?ってなもんでしょうが、自分がしたいことと、実際できることや求められることの折り合いをつけるのって 意外と難しいんですよね…!
その葛藤を、軽やかな音楽にのせ、ユーモアにまぶして見せる心憎い映画です。
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この『フランシス・ハ』もそうですが、昨年公開の『ブランカニエベス』 今年公開の『コーヒーをめぐる冒険』と
『アーティスト』以来、印象に残るモノクロ映画が増えてきています。
その魅力は、見る側の想像の余地が残されているということ。つまり、余白がある感じです。
そして音楽と合わさって、とてもドラマチックになるんですよね。
写真でもそれは同じような感覚だなぁと思い、最近引っ張り出して眺めているのが
1988年の展覧会『パリ・街・人 アジェとカルティエ=ブレッソン』のカタログです。
どちらも有名なフランスのカメラマンで、アジェは街の記録、カルティエ=ブレッソンは人の記憶を切り取ったといえるかもしれません。
なんでもデジタルで明瞭になって、想像力すら失われてしまうのではないか?などというのは、心配しすぎでしょうか…。
そういえば、この写真展は東京都庭園美術館で開催されたのですが、
リニューアルのため休館していた庭園美術館が、いよいよ11月22日にオープンという嬉しいニュースが発表されました!
わたくし藤田の好きな美術館ベスト5に入る庭園美術館の再開。新しい建物も加わるとのことで、今から楽しみです~!
おとなの皆さまの自由時間を過ごす参考になれば幸いです。