「ゆうがた5」9/4(木)+α 藤田京子
- 2014.09.06
早くも9月。いかがお過ごしですか。
先日ヤエチカで「おひとり様でセルフ讃岐うどんデビュー」を果たした 藤田京子です。(快挙!)
いつも番組にメッセージやリクエストをありがとうございます!
さて、朝晩はめっきり涼しくなって、そろそろ秋冬のトレンドが気になるところですよねー。
わたしの感覚では、ボルドーやラズベリーなど暖色系が来る・・・きっと来る!ということで
同系色もしくはグレーや黒と合わせるコーディネートを考えたりしています。早くニットにストール巻き巻き&タイツとブーツ、
というスタイルでおでかけしたいです~(すでに夏ものに飽きた人)
では「ゆうがた5」の内容に+αしていきましょう。
〔ハートビート〕では、京橋にある東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中の展覧会
『ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑』をご紹介しました。
『シェルブールの雨傘』で知られるフランスの映画監督ジャック・ドゥミ。
そのフィルモグラフィーを振り返り、制作の秘密やこだわりなどを資料で丁寧に追うという展示です。
『シェルブールの雨傘』や『ロバと王女』は、近年デジタル・リマスターされてリバイバル上映も行われていたので、
若いファンの方も多いと思います。
また、カトリーヌ・ドヌーヴの神々しいまでの美(真正面から写したスチールを見ると、彼女の顔はほぼ完ぺきな左右対称!)を
よくぞスクリーンに残してくれた、というドヌーヴ・ファンもいらっしゃるでしょう。
そのカトリーヌ・ドヌーヴをはじめ、実の姉で夭逝したフランソワーズ・ドルレアック、さらにアヌーク・エーメ、ジャンヌ・モロー、
ドミニク・サンダと、フランス歴代の美貌と実力を誇る女優たちを次々に起用した知られざる名作のダイジェスト映像も上映されています。
また、ロサンゼルスで撮影した『モデル・ショップ』で起用されるはずだった俳優ハリソン・フォードの意外な秘話も!
わたしはとにかくミュージカル『ロシュフォールの恋人たち』の幸福感あふれるカラフルなファッションと、
躍動感に満ちた音楽(もちろんミシェル・ルグラン)が大好き!
展示室にその音楽がずっと流れているので、もうそれだけで心うきうきのハイテンションでした~♪
さらに、1978年にはフランス革命を舞台にした少女漫画『ベルサイユのばら』を映画化!
この作品は本国フランスでは封切られなかった、といういわくつきで、日本でも配役のイメージが原作と違うと、賛否両論がありましたよねぇ。
当時フランス映画に詳しい早熟なクラスメイトが「オスカルは絶対にドミニク・サンダに演じさせるべきだっ!」と怒っていて、
初めてサンダの写真を見て、うーーん、確かに・・・とうなずいた覚えが。
ま、それは余談ですが、展覧会の会期中の9/27にはフィルムセンターの小ホールで、『ベルばら』の上映会が行われますので、
原作ファンのみなさまも、改めてドゥミのフィルターを通した『ベルサイユのばら』の魅力に触れてみるのも興味深いと思われます。
東京国立近代美術館フィルムセンターの『ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑』は12月14日(日)まで開催。
また、関連企画として、ドゥミの映画の上映が飯田橋のアンスティチュ・フランセ東京(かつての日仏学院=フランス語のおべんきょに通った懐かしい場所!)で行われます。
『ローラ』『天使の入江』『都会のひと部屋』と幻の作品がラインナップされてますので興味のある方は
こちらも要チェック!
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〔ハートビート〕でもうひとつお話したのが 味の素スタジアムでのa-nation!
BIGBANGが初のヘッドライナーとは知っていましたが、味スタのピッチのことを思い、勝手に自粛していたんですが ←
急きょ行けなくなった人の代理でアリーナではなくスタンドからの参戦、と相成りました(ごっつい言い訳・・・)。
氣志團、Acid Black Cherryの意外な魅力に驚き、シークレット・ゲストの三代目J-Soul Brothersのぴちぴち感と
EXILE組のパワーに圧倒されまして、やっぱり食わず嫌いはいかんなー、と反省。
いよいよオーラスのびっべん(あ、BIGBANGのことです・汗)登場と、会場全体で揺れる
黄色いクラウンライト(あ、びっぺん=びっべんのファンが振る王冠型のライトです・汗)に感無量・・・。
わたしの中でFC東京とBIGBANGは、ふだん別のひきだしに入っていますが、この日はその2つが
味の素スタジアムという場所でシンクロしました。
なんだか不思議な感覚でしたねー。。。
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ここでもうひとつ、追加情報を。8/28の〔Kの小部屋〕では韓国の陶磁器についてのお話をしました。
8/29~9/21に開催される、「利川(イチョン)陶磁器祭り」韓国随一の陶磁器産地・利川でのイベントをご紹介、
さらに陶磁器の歴史についてもほんの少し触れたのですが、現物をじっくり見てみたいという方のために。
ソウルでは国立博物館や、サムスン美術館 Leeum(リウム:大企業サムスンが運営)などに、
国宝を含む素晴らしい名品がたくさん展示されています。
ちなみにLeeumは現代アートのコレクションや、マリオ・ボッタ、ジャン・ヌーヴェルによる建築、
作品の前に立つとの自動で認識する音声&液晶表示によるガイドも見どころです!
国内では、大阪中之島にある大阪市立東洋陶磁美術館(旧安宅コレクション)がおすすめ。
中国、日本の名品と共に見られるので、つながりや独自性もわかります。
昨年初めて行きましたが、こじんまりして落ち着いた雰囲気の素敵な美術館でした!
おとなの皆さまの自由時間をすごす参考になれば幸いです。