「ゆうがた5」7/3(木)+α 藤田京子
- 2014.07.06
サッカーW杯ブラジル大会も佳境に入り、いよいよベスト4が出揃いました!
ただブラジル国民の期待を一身に背負ってきたネイマール選手の骨折は、本当に残念…。
さて、7月3日の「ゆうがた5」に+αしてまいります。
17時40分すぎの〔ハートビート〕では展覧会を2つご紹介。
偶然ですが、どちらもテーマが着る物。ただし全く趣の違う世界です。
『魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展』
20世紀初頭にロシア人セルゲイ・ディアギレフがパリで旗揚げした型破りなバレエ団、バレエ・リュス。
エキゾチックな演目を創造し流行を生み出した集団には、同時代の芸術家たちが参加していました。
約100年前のステージ衣装やデザイン画を展示し、その革新性を教えてくれます。
中でも伝説のダンサー、ニジンスキーが身に付けた衣装は、バレエファンにはまさにお宝!必見ですぞ!!
わたくしも時間をかけて、じっくりと拝んでまいりました…!
新国立美術館で9月1日までの開催です。
続いて『クールな男とおしゃれな女ー絵の中のよそおい』
こちらは日本画に描かれた人物を通して、日本人の着るものへの美意識の豊かさを伝えています。
題材として織田信長がよく取り上げられるのは、さもありなん!
そして、男性画家の描く美人画と、女性画家の描く美人画に決定的な違いを感じて、
自分でも意外なことに、“絵画のジェンダー”に思いを巡らせることになりました。
予想外の展開になるのも、山種美術館のコレクションがバリエーション豊かだからでしょうか?
こちらは間もなく終了、7月13日まで。
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番組後半18時半頃からのコーナー〔Kの小部屋〕
今年のソウルの入梅は遅れている…、なんて話をしていたんですが、どうやら当日、本格的な梅雨入りとなっていた模様です。
テーマは引き続きソウル旅行の体験談で、今回はグルメ2種!
1つめは韓国人にとってのウナギ、三伏の日に食べるスタミナ食の「参鶏湯(サムゲタン)」
本場でまだ食べたことがなかったので、ソウルっ子にも観光客にも人気の土俗村(トソッチョン)という専門店へ行ってきました。
大久保コリアンタウンの専門店でも美味しいのですが、煮込んである高麗人参やナツメのサイズが大きくて、より漢方っぽいスープの味がしました。
これでこの夏は、夏バテ無し!か…?
2つめのグルメは「カンジャンケジャン」ワタリガニの醤油漬けです。
住宅街の中にある地元の人々御用達な雰囲気の釜山アグというお店へ。
5月~6月は雌のワタリガニが卵を持つので旬、とのことで念願叶い初めて食べてきました。
感想は、身もミソも甘い!そして磯臭くない!
そして初心者の我々のため、カニの身を全てお皿に出してくれて、パイナップル味のファンタをサービスしてくれたお店のお姉さんたち。
日本語少しだけー、と言いながらおしゃべりしにきててくれて、美味しくて気持ちいい食事になりました。
ソウルでは毎回食べたいものがたくさんあって、なかなか消化していけないのが悩みでもありますが、
今回は目指すお店で目当てのメニューをいただくことができました。
食への並々ならぬ意欲(食い意地ともいう)が、腹ペコでお店を探しながらもスーパーでお買い物してレジのおじさんに場所を教えてもらう、という根性として現れた!ということでしょうか…(笑)。
親切な人たちにめぐり合えたのもソウルグルメの醍醐味の一つです。
オトナのみなさまの自由時間を過ごす参考になれば幸いです。