午後のカフェテラス 街角レポート:山部朱里
- 2013.05.14
今読みかけの本をお家に忘れてきてしまいました、続きが気になる山部朱里です。
今日は郷土博物館へお邪魔しました。
4月6日(土)~6月30日(日)まで、「地図でたどる調布・小さな旅」の収蔵品展が開催されています。
今年は、京王の電車・バスが開通して100周年です。
4月のびゅーサンの街角レポートでも調布駅から中継レポートでお伝えしました^^
京王線開通当時のレールや、大正から昭和初期の京王電車沿線案内や調布市の観光名所を紹介した絵葉書、昭和20年8月28日にB-29が撮影した航空写真などが展示されています。
まずは、京王線開通当時のレールがこちらです。
そしてよーく見ると、「カーネーギー 1911」!!
これは貴重ですよ!
アメリカのカーネーギー社のレールの生き残りです。
京王線が開通してから、娯楽施設ができました。
江戸時代、鮎は名産品で将軍家に献上されていたそうです。
写真は、屋台船に乗って鮎釣りに行く様子と、娯楽施設の回転ボートで遊ぶ女性達の様子です。
当時はビリヤード室や美容室があった京王閣などの娯楽施設が、京王線沿線案内図でも大きく描かれていました。
そしてすごろくになっている案内図!
文章を右から読むように書かれているのが歴史を感じます。
そして観光名所を紹介している絵葉書がこちら。
こちらは78年前当時のお店の広告です。
今でも営業されているお店もいくつかあるんですよ^^
ふるさとマップちょうふには、ストーリー性のある表紙が見所です。
右と比べると、左側の表紙には、恋人か家族になっていたり、スタジアムがサポーターで埋まっていたり。
1970年のマップには、公衆電話の位置や、白黒テレビが2.1世帯のうち1件
カラーテレビは7.5世帯のうち1件、電話は2,2世帯のうち1件という情報も記載されています。
当時の様子が想像できますね^^
B-29の航空写真も見所の一つです。
地図でたどる調布・小さな旅を通して、調布の街や歴史がぐぐっと近くに感じます。
-収蔵品展「地図でたどる調布・小さな旅」-
場所:調布市郷土博物館第1展示室
時間:午前9時~午後4時
休館日:月曜日(祝日にあたる場合は火曜日)
アクセス:京王相模原線京王多摩川駅下車徒歩4分
問い合わせ:042-481-7656
これからどんどん暑くなりますね、今日足に日焼け止めを塗り忘れて・・日陰を選んで外は歩きます。
山部朱里でした。