ListenRadio(リスラジ)で聴く

ListenRadio(リスラジ)で聴く

Topicsトピックス

午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:岡本祥子)

こんにちは!火曜日レポーターの岡本祥子です!
今日は涙雨が降ってきそうなどんよりと曇り空の一日となりました。

中継は調布駅前広場で開催された「東日本大震災慰霊祭2025~あの日を忘れない。~」の会場からお伝えしました。

今日は3月11日。2011年に東日本大震災から丸14年を迎えました。
東日本大震災慰霊祭は震災の翌年、2012年から毎年、3月11日に調布駅前広場で開催されています。
現在、駅前広場では工事が行われているため、今年はビックカメラのあるトリエB館と調布サウスゲートビルの間にある通行スペースで行われました。

↓放送はコチラ↓

今年の慰霊祭は午前11時から被災地の物産逸品市や能登のカニを使ったカニ汁の販売が行われています。
開始時刻から多くの方が足を運び、被災地の逸品を購入したり、カニ汁や焼ガキなどに舌鼓を打たれていました。

放送では実行委員長の事務局の養老毅暁さんにお話を伺いました。

慰霊祭実行委員会は、「震災のことを忘れないで、そして東京を守って」という当時の被災者の言葉を受け止め、その願いをつなぐことに賛同する市内の諸団体が協力して結成。
現在の実行委員会は初期メンバーでもある7名が中心メンバーで、その他にも準備や慰霊祭当日に協力をするメンバーで構成され、慰霊祭を主催しています。

今年のテーマは「応援を、応援する」
来年は東日本大震災発生から15年。
今年は募金はせず、一年を通して普段から被災地の食材や物品を仕入れて応援してくれる業者をここ調布で探して、応援を応援したい。という思いでこのテーマに決まったそうです。

放送では被災地の方が望まれている支援について詳しく伺っています。
ぜひ、上記にアップした放送をお聴きください。

今年の慰霊祭は、11:00~17:00まで東北・能登逸品市、能登のカニを使った「カニ汁」の提供が行われています。

能登のカキを焼きガキにして販売!!

放送前に友子さんといただきましたが、身が新鮮でプリプリでとっても美味しかったです!!

牡蠣弁当や揚げたてのカキフライ、宮城県のワカメやコンブなどは中継前に完売していました。

石川県で水揚げされたズワイガニのカニ汁は約500食を用意。1食500円で販売。


一杯にカニの半身が贅沢に振舞われました。
カニの出汁や風味が染み出て体が芯まで温まる美味しさ。
お昼時ということもあり、この絶品のカニ汁をみなさん美味しそうに召し上がっていました。

輪島塗は1セット500円で販売。
※物産逸品市、カニ汁、焼きガキなどは無くなり次第終了です。

14:30~は追悼法要・読経が行われ、地震発生時刻の14:46には黙祷が行われました。
※今年は駅前が工事中のため、LEDキャンドルの献灯が行われません。

ここ調布で慰霊祭を継続する意義について養老さんは
「震災から14年経つますが、この慰霊祭に足を運ぶ方が年々減っているとは感じず、忘れられているという感覚はない。全国的には被災地以外で慰霊祭を開催している場所は少なくなっている。現地ではないが続ける意味はあると思っている」と話していました。

実行委員会のメンバーは随時、募集しています。
東日本大震災慰霊祭実行委員会の活動に興味がある方、手伝ってみたいというは実行委員会にお問い合わせ下さい。

私も調布市民で、たまたまこの日のこの時間に調布駅前にいた方も法要に立ち会い、会場全体で黙祷を捧げる姿を何度も目にしています。
毎年3月11日に調布で慰霊祭が開催されることで、震災を忘れず、犠牲者を偲び、被災地に思いを馳せていることに繋がっていると実感しています。

皆さんはどんな思いで今日を迎えられましたか?
今日だけでなく「応援を、応援する」ためにできることを日々、考え実践していきたいと思います。

 

≪「東日本大震災慰霊祭2025~あの日を忘れない。~」≫

会場 調布駅前広場
開催日時 2025年3月11日(火)
カニ汁、物産逸品市:11:00~17:00頃
追悼法要・黙とう・読経:14:46~
Facebook 東日本大震災慰霊祭実行委員会
Insragram 東日本大震災慰霊祭実行委員会
※お問い合わせもこちらから