午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:岡本祥子)
- 2024.11.26
こんにちは。火曜日レポーターの岡本祥子です!
曇り空が広がっていますが今日は穏やかな過ごしやすいお天気となりましたね。
今日は日中は雲の多い、厚手の上着が必要な寒さとなりました。
中継は京王線・つつじヶ丘駅南口 徒歩7分の場所にある「タンザニア・ポレポレクラブ」の事務局からお届けしました。
タンザニア・ポレポレクラブは東アフリカにあるタンザニアの森林保全活動を始め、現地の方の生活改善や自立支援活動などを1997年から精力的に続けている団体です。
↓本日の放送はコチラ↓
放送ではタンザニア・ポレポレクラブ 代表の藤沢俊介さんにお話を伺いました。
藤沢さんは一年の半分ほどを現地で過ごされ、現地の村人が立ち上げたNGOと連携をして活動をされていま。
団体名の「ポレポレ」はスワヒリ語でゆっくり・ゆっくりという意味。
まもなく設立28年。およそ30年に渡って一歩一歩確実に活動を進めています。
さて、みなさん。
タンザニアという国はどんなイメージがありますが?
タンザニアはアフリカ大陸の東側に位置。国土は日本の2.5倍。
タンザニアの北側にはケニアがあります。公用語はスワヒリ語。
有名な場所は、世界遺産でアフリカ最高峰 標高6000mのキリマンジャロ山。
また、世界遺産の ンゴロンゴロ保全地域もあります。
野生動物観光ができるサファリが人気。
民族は120以上あり、他宗教が混在する国ですがとても平和な国なんだそうです。
キリマンジャロと言えばコーヒー豆の名産地でお馴染みですが、
キリマンジャロがタンザニアにあるということを知らない方は多いかもしれません。
平和だからこそ、あまり話題にならず知る機会が少ないのでは?と藤沢さんは話していらっしゃいました。
ポレポレクラブが設立当初から取り組んでいるのがキリマンジャロ山の森林回復のための植林協力。
キリマンジャロの裾野の長さは東京~小田原と同じくらいととてつもなく広いのですが、
この100年で1/3の森林が失われています。
約30年に渡って植えた苗木は約50万本。
ただし植林が必要な面積が広すぎること、植林をして森になるには20~30年はかかること。
その間に森林減少がさらに広がるので、追いつくことはできないのが現実だそうです。
継続的に森林回復を支援するためには、現地の方の生活改善や収入の向上が必要不可欠なため
ポレポレクラブでは養蜂、養鶏、改良カマドの普及など、村人たちの生活基盤の安定や強化、生活改善に向けた活動や少女への裁縫教室などを同時に取り組まれています。
放送で詳しいお話を藤沢さんに伺っています。
上記にアップした放送をぜひお聴きください!!
タンザニアの現状を知りたい、ポレポレクラブの活動を知りたい方向けに、プロジェクト視察・農村滞在・ホームステイの受け入れもされています。
日本国内からポレポレクラブの活動を支援する方法はたくさんあります!
・会員になることや寄付での支援
・収集活動:書き損じはがきや使用済み切手の送付(はがき2枚で植林1本。切手は100gで1本)など
そして事務局のお手伝いボランティアは随時、募集中です。
ボランティア初心者、学生、リタイアされた方などアフリカや環境のこと、国際協力活動に関心がある方や何か協力したいという方なら経験や年齢によらずどなたでも気軽にご参加いただけます。
事務局では書き損じハガキや使用済み切手の仕分け作業のお手伝いができます。
詳しくは、タンザニア・ポレポレクラブのHPでご確認ください。
藤沢さんの素敵なお話に引き込まれ、中継前後にもたくさん現地のことを伺いました。
自分が知らない、気づけなかったことばかりだと痛感しました。
事務所ではタンザニアについての話を聞くだけでもO.K。
現地の方と電話で会話することもできるので、スワヒリ語に触れてみたいという方も気軽に遊びに来てほしいと藤沢さん。
タンザニアでの次の活動は来年2月から3ケ月間の予定だそう。
その前に、ぜひみなさん訪ねてみてくださいね。
≪タンザニア・ポレポレクラブ≫
住所 | 調布市東つつじケ丘2-39-11 アザレアヒルズ203 |
営業時間 | 火~土:10:00 ~ 17:30 |
TEL | 03-3300-7234 |
HP | タンザニア・ポレポレクラブ HP |
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