曇天の曇り空の下からの、本日の街角レポートは、フードバンク調布さんからお届けいたしました！

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フードバンク調布さんは、調布市富士見町にあるサレジオ修道院さんのユースセンター1階で毎週月曜・木曜の午前10時～午後15時の時間帯に活動をされています。

フードバンクとは、アメリカでは1967年に開始されフランス、カナダ、イギリス、オーストラリアなど世界中の様々な国で行われており、安全に食べられるのに包装の破損・過剰在庫といったミスなどの理由で、流通に出すことができない食品を企業などから寄贈していただき、必要としている施設や団体、困窮世帯に無償で提供する活動です。

2000年以降に、日本でもフードバンクが設立され始め「食品ロスの問題」「貧困問題」などフードバンク活動の背景となる問題の発信活動も行われています。

お話を伺ったのは、理事長の安保さん(写真左)と、
理事の岡さん(右)です。

ボランティア活動となるフードバンクさんでは、
メンバーの方も流動的になってしまうそうですが、お2人とも長年に渡って活動をされているそうです。

 

こちらは作業スペースの様子です。
以前は２階スペースが活動拠点でしたが、現在は１階で活動をされているそうです。

立ち上げから数年は、フードバンクという活動も浸透しておらず、苦しい時期もあったそうですがコロナ禍以降はマスコミで活動全体が取り上げられた事もあって、近年では行政の理解も深まったそうです。

 

現在、調布市内では西調布のカフェ・侘助さんや
社会福祉協議会さん、調布市市民活動支援センターあくろす、てらのサウルスさんなど11箇所で食品の受付を行っています。

フードバンクさんに寄贈できる食品は、未開封で賞味期限が1ヶ月以上ある物に限られます。
米や麺類・缶詰類・カップ麺や即席スープです。
開封されているものや生鮮食品は受け付けられませんのでお気を付けください。