★たまにち 街角レポート レポーター:清水 建志★
- 2024.09.01
台風の影響で大気が不安定な空の下からお届けした本日の街角レポートは、
『ツォモリリ文庫』さんにお伺いして、「漫画展-異世界散歩」展のレポートでした!!
本日の放送はコチラから
“アートスペース&手仕事ギャラリー”『ツォモリリ文庫』さんは、カフェの営業を行われている他、年間を通して数多くのアート企画を行われています。
今回は8月23日(金)~明日9月2日(月)にかけて、おぐりちはやさん、田枝宏昭さんのコラボ企画として展示会が開かれています。
お話を伺ったのは、漫画家のおぐりちはやさんです。
おぐりさんは、2014年に少年サンデーウェブにてデビュー後、少年サンデースーパーを中心に、2021年には月刊コミックバンチ漫画賞にて奨励賞を受賞。
その後、連載作品がスタートする予定でしたが、掲載予定だった雑誌が廃刊したことなどから、現在は「1年間で1000冊を売る」という約束をご家族とされたことで、
現在は漫画作品「スーパーセカイ人」を1000冊販売するため奔走されています。
そんなおぐりさんは、3年前までリアカーハウスで生活をされていたそうです。
リアカーハウスは長さ180cmほどの棺桶のような箱で、カブと共に時速30kmで動く家だったそうです。
今回は会場にリアカーハウスを持ち込み、更にはテレビを設置して、おぐりさんが執筆活動をしていた場所から、おぐりさんの「スーパーセカイ人」の実写ドラマを観るという趣向が凝らされています。
原作マンガを片手に、実写ドラマを観る事が出来ます。
ちなみに、おぐりさんのお友達という監督さんは若干24歳との事です。
また、会場内にはおぐりさんの作品「きみをもむものがたり」が発売されていますが、
こちらはまさにリアカーハウスで生活をされている際に執筆された作品になるそうです。
また、当時のことを描かれたエッセイ漫画「田舎コミュニティエクスタシー」は
Kindleでお読みいただく事が出来ます。
放送の最後にもご紹介させていただきましたが、おぐりさんによる「あなたのハナシを聴きマスター」
という企画が実施されいます。こちらは2000円(ワンドリンク付き・予約可)で、1時間ほど雑談をしながらそのお話しを基に
おぐりさんが即興で絵を描くという企画で、作品はお持ち帰りいただけます。
写真右は、『ツォモリリ文庫』共同代表でディレクターの浜尾さんがお話しした際に出来上がったという作品です。
その過程はYoutubeでご覧いただけます→https://www.youtube.com/watch?v=Q44aRuaNsS0
こちらは会場内の展示の様子です。
今回の展示はツォモリリ文庫さんの壁画が中心になっていますが、おぐりさんの作品も展示されています。
また1坪ギャラリーには田枝宏明さんの作品が飾られています(写真右)。
田枝宏明さんは放送にはご出演いただけませんでしたが、終了後に入られて壁向かって更に描かれていました。
作家の方が滞在される際に行っている公開制作です。
「漫画展-異世界散歩」展
~9月2日(月)まで開催中!
時間:12時~18時
入場:無料
・ツォモリリ文庫
調布市仙川町1-25-4 1F
電話 03-6338-1469
営業時間 11:00-18:00(金・土・日)、12:00~18:00(月)
おぐりさんが今後も漫画家を続けるための
クラウドファンディングは→https://motion-gallery.net/projects/manga_ogurichihaya