午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:清水 建志)
- 2024.07.29
真夏の青空の下からお届けした本日の街角レポートは、
代々木から深大寺東町に移転して3年の純喫茶「コーヒーハウスTOM」さんからお伝えしましたさんからお届けしました!!
本日の放送はコチラから↓
「コーヒーハウスTOM」さんは、三鷹通りに面したお店で、JAXA調布航空宇宙センターの敷地が見渡せるほぼ目の前にあります。
以前は渋谷区代々木で50年に渡って営業されてきたそうで、
コロナ禍と受動喫煙防止法の影響を受け移転を決意され、ご自宅である現店舗を改装しプレオープンの期間を経て2021年の9月にオープンされたそうです。
お話を伺ったのは現オーナーの古巻大さんです。
古巻さんは学生時代から親御さんが経営していた代々木の店舗で
アルバイトなどをしており、その後は会社員勤めをされていたそうですが、その後経営に携わるようになったそうです。
以前は多趣味でお話の話題も豊富な古巻さんですが、
経営者になってからは「趣味は前店舗に置いてきた」と話される程
お店に費やす時間が多くなったそうです。
店内の様子です。
全店舗で使われていたテーブルやステンドグラスなどを可能な限り持ち込まれたそうで、
店内に飾られている前店舗の写真に写っている窓や柱などが再利用され昭和の雰囲気を残されています。
ちなみにその写真を撮影されたのは、俳優の石井正則さん(元お笑い芸人・アリtoキリギリス)だそうです。
「雰囲気は前店舗には及ばない」と古巻さんは話されていましたが、使われている小物などからも含めてオープン3年目とは思えない昭和の佇まいが再現されています。
こちらは床の間だったそうで、入口に面しているスペースは表から見るとウィンドケースになっていて、商品が並べられている訳ではなく、思い出の小物たちが並べられています。
また自家焙煎をされる店舗さんが悩む、焙煎機の煙突の場所も路面側にすることで、近隣の方に配慮した形になっています。
デザインの事はデザイナーさんにお任せだったそうですが、
民家に前店舗の物を当てはめる事にはとても楽しみながら
設計されたそうです。
こちらも前店舗から引き続き使用されているというメニューです。
物価高が叫ばれている中で、ほとんどのものが以前の店舗時代から
価格が変動しておらずこちらも
こちらはトーストです。
分厚いパンにバターとジャムで味わえます。
トースターは昔から使われているもので、時間をかけてじっくり
焼いているのだそうです。このトースターで焼く店舗さんも現在では珍しいのだとか。
ちなみにこちらの名物メニューは、ババロアセットとジジロアセットになるそうで、
ソフトコーヒーによく合うババロアはミルクババロアでリング型から出して中心の穴に生クリームを入れるのに対し、ストロング珈琲がよく似合うジジロアはミルク・生クリームにコーヒーを溶かして入れるのだそうです。
こちらはセットで800円になります。
調布駅から三鷹駅行きのバスに乗って15分ほど。「諏訪神社前」バス停のすぐ近くです。
★コーヒーハウスTOM★
住 所 | 調布市深大寺東町8丁目21-3 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
お問い合せ | 042-485-1740 |
公式SNS | X;@wakuseitaitoh |
アクセス | 「航研前」停留所から徒歩1分 |