午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:岡本祥子)
- 2024.07.16
こんにちは。火曜日レポーターの岡本祥子です!
今日はどんよりとした梅雨空で雨が降ったり止んだりのお天気となりました。
気温がそれほど上がらずに久しぶりに過ごしやすかったですね!
中継は調布駅東口から徒歩5分ほど。
旧甲州街道から一本裏に入った場所にある老舗の荒物雑貨店「提灯屋 川口商店」からお届けしました。
雨のため、外に置かれた商品は少なめでしたが麦わら帽子などの夏物やカラフルなバッグや懐かしのぞうさんジョーロなどが出迎えてくれました。
↓放送はコチラ↓
中継では「提灯屋 川口商店」社長の川口恭男さん、そしてお嬢様の小西襟子さんにお話を伺いました。
大正時代半ば創業の100年以上続いている川口商店。
現在は3代目の社長と奥様、襟子さん、そして25年ほど務めていらっしゃる横田さんの4人を中心に切り盛りされています。
2021年の年末にリニューアルの改修をされ、昔ながらの風情を保ちながら、明るくきれいな店内となっています。
荒物とは、ざるやかご、ほうきにちりとり、たわしやちり紙などの日用雑貨のこと。
元々は農具などが多かったそうですが時代とともに生活に必要な日用雑貨をさすようになっていったそうです。
店内の3つの通路の両側の棚にはぎっしりと商品が!
お鍋ややかん、おたまなどの調理器具や昭和レトロな食器や生活雑貨、洗濯や台所洗剤、そしてたわしやほうき、はたきなどの清掃用具、衣装ケースや便利な木製の台、ねじや水道管用のパイプ、そして季節の品としてこの時期はお盆用品や蚊取り線香、提灯などありとあらゆる品々が並んでいます。
商品の種類は数えたことがないほど多岐に渡り、2000は越えるのでは!?とのこと!
品数の豊富さはお客様が欲しいものはすぐにお出しできるようにという社長の心意気からなんだそう。
洗剤は最新のものから昭和時代に生まれたものまで!!
お客様の生活に根付いた「これじゃなきゃ!!」という商品を置き続けていらっしゃるんです。
昔ながらのほうきやはたきを求めてくる方も多いそう。
大工さんや水道屋さんなどの職人さん向けの商品も豊富!!
朝8時の開店で地域のみなさんの駆け込み寺となっています。
昭和レトロな食器や雑貨も多数!!
私はかつて給食用の食器として使われていた頑丈なアルミ食器を購入して帰ってきました♪
膨大な商品を管理する倉庫についても中継でお伝えしました。
ぜひ上記にアップした放送でご確認ください。
地域のお祭りが続々と再開されていますが、お祭り用の提灯の注文もかなり今年は多いそう。
市内のお祭りで見かける色とりどりの提灯を見るとワクワクしますよね。
そしてこの季節に欠かせないのがお盆用品。
7月13日お迎えの東京盆を終えましたが、この後は31日お迎えが調布盆(武蔵野盆)、8月13日お迎えの田舎盆と続きます。
こちらの調布盆の灯篭は、最近は扱っていないお店が多いため調布近辺以外の方もいらっしゃるそうです。
8月のお盆までお盆用品は並んでいるそうです。
新盆に必要な麦わら帽子や藁草履、杖なども取り扱いがあるそうです。
どんな物を用意すればいいのかわからないという方もぜひご相談ください。
川口商店といえば社長の包丁研ぎも欠かせません。
一本880円(税込)~お願いできます。
プロが研いだ包丁の切れ味は別格。自分が料理上手になったようで気持ちも上がるはず。
昔ながらの品だけでなく、襟子さんが新たに仕入れたアジアン雑貨や商品なども販売し、
伝統を守りつつ、時代にあった寄り添い日々アップデートなさっている川口商店。
気さくに出迎えくださるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
≪提灯屋 川口商店≫
住所 | 調布市布田1-30-3 |
営業時間 | 8:00~17:30 (土曜は9:00~) |
定休日 | 日曜・祝日(土曜も月一) |
TEL | 042-486-7272 |
ちょうちんや川口商店 Instagram |