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★たまにち 街角レポート レポーター:清水 建志★

2024.06.23

曇り空の下からお届けした、本日の街角レポートは、
さくら着物工房さんお届けいたしました!

本日の放送はコチラから

 

柴崎駅南口徒歩3分、
住宅街の中にさくら着物工房さんが普段活動をされている工房がありますが、
本日は狛江市西野川にあるアトリエからお届けしました。

お話を伺ったのは、主宰であり講師であり法人の代表取締役を務めている
鈴木富佐江さんです。

鈴木さんは30代でご主人と死別され、定年退職までは金融機関にお勤め
だったという事ですが、65歳のときに患った脳梗塞を発症され、右半身に
後遺症が残ってしまい着物が着られなくなってしまったそうです。

しかし鈴木さんは「無いものは作ってしまえばいい」というご自身の信条の
基にそれまで無かった切らない作り帯を考案し、再び着物に袖を通せる様に
なってしまったそうです。

本日もせっかく御着物でお迎えいただきましたが、
放送で触れないまま終わってしまいました(申し訳ございません)。

夏の様な暑い日が続いていたので、
今日は涼し気なデザインのものを着用されていたという事です。

鈴木さんが考案された造り帯は、初心者の方でも2分ほどで簡単に帯が結べる
という事で、普段着物に縁が無くても角帯まで美しく仕上げることができる事も
特徴のひとつにあげられます。

造り帯は、ベルト感覚で締めることができて、帯を切らずに折り紙のよう要所を糸と針で
帯結びの形に造ったもので、若い世代にも着物文化が根付いてほしいと
願われています。

またこの帯を開発、教室を開かれてから多くの方が通われ全国で反響が
あったそうです。

そのことについても放送の中で伺っています。

8月に88歳を迎えられるという鈴木さんは、生徒さんや会員さんに向けて
会報を製作されていますが、そちらの文章やエッセイなどはご自身で
パソコンを使って文章を作られているそうです(装丁は生徒さん作)

もちろんスマホやSNSも使いこなされており、素晴らしい探求心を目の当たりに
しました。

また鈴木さんはバリアフリー着物というて障害のある人やご高齢の方も簡単に着られる
釦やファスナーを使っての長襦袢や着物も考案されて、高齢者施設などボランティアで全国各地
で教室も開催されているそうです。

放送の中でご紹介させていただきましたが、鈴木さんは致知出版社から
幾つになっても人生はこれから!」を5月出版されました。

当初は自費出版を予定していたそうですが、出版社からお声がかかったそうです。
また、こちらを記念して講演会も行われますので是非足をお運びください。

日 時 2024年6月27日(木)10:00~
(9:30受付開始)
住 所 調布市文化会館たづくり8F 映写室
時 間 約2時間ほど
料 金 入場無料
(当初有料で告知されていましたが無料にされたそうです)
教室など 公式サイト:https://sakura-zukuri.jp/

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