東京オアシス放送について ゲスト「中川久美」さん
- 2024.06.06
毎週木曜日21:30から放送しています「東京オアシス」に
振付家の中川久美さんにご出演いただきました。
令和6年6月13日放送
アウトリーチ収録として中川さんのご自宅に伺いました。
60年代、ニューヨークのブロードウェーで活躍した日本人の先駆者としての日々、帰国後、NHK「ステージ101」でオーディション審査などを担当、振り付け、指導した日々。当時旋風を巻き起こしたその番組のことなどについて伺いました。
< 内容 >
・ニューヨーク生まれ、終戦と共に一時帰国、そしてジュリアード音楽院へ……
・ブロードウェーミュージカルへの挑戦
・オリエンタルの強み
・1970年開始の「ステージ101」で出会った日本の若者たち
・好きなことは、やりきりなさい!
・「涙をこえて」の振り付け、感謝
電話取材でのご対応で、なんて大らかでそして初めてのコンタクトと感じさせないフレンドリーな魅力をお持ちなのだろう……と、いきなりお人柄に痺れました。
取材時に伺ったが、かつて全米を回りすべての人種がまだ一緒に舞台に立ちにくい時代からのダンスステージをご経験。ラスベガスのある夜のショーで初めて黒人、白人、オリエンタルの個性が一つの舞台に立つことが許された日のショーに出演したことは誇りだと。 「ダイバーシティ」という言葉に対して必死に頭で理解しようという我々とは真実の捉え方、鍛え方がちがう。
「ぐちゅぐちゅ言い訳しないで、好きならやりきらなきゃ!今の人は、一人で復習できるスマホなど持っているから、スタジオの稽古が終わったら帰っゃうのよね。人としての表現力がね………」誠に納得。
70年に「ステージ101」の振り付けを引き受け、一時帰国された時「これはどうしたものか…全くなにもできないオーディション合格者たち、もー本当に大変でした。でも日本人もNHKも真面目! すばらしい思い出」この続きは放送で!
昭和のミュージカル番組の記録です。お楽しみに。