午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:岡本祥子)
- 2024.04.02
こんにちは!火曜日レポーターの岡本祥子です!
今日はほどよい暖かさでよく晴れた気持ちのいいお天気。
市内の桜もだいぶ咲いてきましたね。
中継は調布駅から北西へ歩いて7分ほど。甲州街道の小島町交差点にほど近いメゾン調布という建物の1階に新しくオープンした
「Créatif(クレアティフ) メディアアートスぺ―ス」からお伝えしました。
Créatifは小さなお子さんから大人までメディアアートを楽しみ、情報プログラミングを学びながらアート・デザイン作品を作ることができる教室です。
Créatif メディアアートスぺ―ス 代表の室村昌一さん、電気通信大学 准教授の児玉幸子先生ご夫妻にお話を伺いました。
↓放送はコチラ↓
メディアアートとはコンピュータなどのデジタル技術をクリエイティブに用いて作るアート。
写真提供:Créatif
モーションセンター等を使って道具と体を動かして映像や光、音を変化させる観客参加型のインタラクティブアートやもVR(仮想現実)やAR(拡張現実)で表現するアートを思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。
教室の監修を務めるのはメディアアートの第一人者の一人でいらっしゃる児玉幸子先生。
磁性流体という磁力に反応して形を変える素材を使った「磁性流体彫刻」に継続的に取り組んでいらっしゃっています。
2016年には調布市文化会館たづくりで開催された児玉先生の作品を体感できる企画展「磁性流体彫刻とメディアアートデザイン展」で作品をご覧になった市民の方も多いのではないでしょうか?
Créatifでは児玉先生を始めとしたメディアアートやプログラミングの専門家の先生方に指導いただけます。
また、教室だけでなく今年の秋には地下のスペースにギャラリーをオープン予定。
先生方の作品や教室の生徒さんの作品を間近で鑑賞できるようになるそう。こちらも楽しみです。
放送では、2021年にたづくりで開催された調布メディアアートラボで行われた観客参加型のインタラクティブアートについてもご紹介いただきました。
「調布サイマテックス」は楽器を鳴らすと、音をリアルタイムに検出してテクスチャに反映されたコンピュータグラフィクスの映像が変化する作品。
調布にゆかりのある風景を映像の要素に使用した、音のリズムや大きさなどに反応した球体や波紋のようなデザインが万華鏡のように動いたり、不思議な形に変化したりする作品に心が躍りました。
ワークショップでの「調布サイマテックス」の様子
写真提供:Créatif
先週末に開催された幼児、小中学生を対象にしたワークショップも大好評だったそうです。
こちらはワークショップで大盛り上がりしたボール遊びとプロジェクションマッピングを組み合わせた、体全体を使うメディアアート「そらだま」。
モーションセンサーと赤外線LEDを組み込んだボールを転がして、こどもが描いた絵が床面のCGのタイルに組み込まれてボールの回転と一緒に回るのだそう。
写真提供:Créatif
教室ではこういった作品の制作もできるそうです。
調布以外でもこれまでに府中市や茨城県のつくば市などでもワークショップを開催してきたCréatif。
一回のワークショップを通してのびのびと自己表現できたお子さんのご家族から常設で通える教室が欲しいという声が届き、
一人ひとりの個性を伸ばし、リアルなコミュニケーション力を育む場を作りたいと感じ、常設の教室が実現したそうです。
詳しくは上記にアップした放送をお聴きくださいね。
いよいよ4月19(金)から6歳以上を対象にした基礎を学ぶ2コースがスタート。
①《パソコン初心者コース》 コンピュータをほとんど使ったことがない方向けのコース
②《メディアアート入門コース》 コンピュータについて基礎的な知識がある人が対象のコース
それぞれ月2回の授業。水曜~日曜まで各コース1日、1コマ~2コマで開講予定。
現在、無料体験や受講申し込みを受付中。
参加希望の方受講日や受講料等の詳細はCréatif メディアアートスぺ―スのHPをご確認の上、お申込み下さい。
メディアアートを通してSTEAMの創造性とコミュニケーションも培うことができる新たな教室です。
気になる方は、ぜひ体験しみてください。
≪Créatif メディアアートスぺ―ス≫
住所 | 調布市小島町1-4-18 |
TEL | 042−444−8025 |
HP | Créatif メディアアートスペース HP |