毎週木曜日21:30から放送しています「東京オアシス」に紙の造形作家の西村優子さんが、ご出演してくださいました。

令和6年4月11日放送

＜プロフィール＞

・日大芸術学部建築デザイン学科デザインコース卒業。

筑波大学大学院修士課程芸術研究科終了

以降、紙を折って、オブジェを創る、紙の造形作家として国内外で展覧会を開くなど活躍

作品は、パレスホテルの客室に飾られたり、アンダース東京のクリスマスツリーが有名

＜内容＞

建築デザインを学ぶ中で、日本家屋の紙の効用に興味を持ち、紙の研究、紙で立体を創るアーティスト、造形作家として活動中。

折形という武家の礼法を学び、一枚の紙が持つ魅力を追求する過程で、紙の原料の楮から成り立つ紙の工程を、身をもって学ぶために高知に毎月通っている。

かつては和紙の製造、は大きな収入源だった集落が、高齢化、後継者不足、供給先不足により、衰退する現実を目の当たりにし、土佐和紙を守るため、地域の人から学びながら、学校での教育などにも携わっている。

「紙といると何か癒され、心落ち着く」という、西村さんの言葉は、紙を知り尽くし大事に扱う人ならではの感情だと思う。