企画展『ライトアップ木島櫻谷 ―四季連作大屛風と沁みる「生写し」』の招待券を5組10名様にプレゼント♪ par ゆうがた5 北山裕子
- 2024.02.14
【ゆうがた5】火曜日のアートの殿堂=『Go Goミュージアム』。
今週は、18時35分頃からもアート・イベントをご案内
昨日=2/13(火)の番組後半『GoGoミュージアム Annex』コーナーで紹介したのは…
企画展『ライトアップ木島櫻谷 ―四季連作大屛風と沁みる「生写し」』 …です ☆★☆
木島櫻谷《柳桜図》大正6年(1917)泉屋博古館東京
木島櫻谷《燕子花図》大正6年(1917)泉屋博古館東京
木島櫻谷《獅子虎図屏風》明治37年(1904)個人蔵
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大正中期に大阪茶臼山に建築された住友家本邸を飾った木島櫻谷(コノシマオウコク)
「四季連作屛風」全点を一挙公開します。
2年がかりで制作された四双の金屏風は、本紙だけでも縦180㎝・幅720cmを超える、
書院大座敷にあわせたかなり大ぶりな作品です。
琳派が流行した大正期、これらの屛風は制作中から「琳派風」との評判も立ち、古典
をこよなく愛した当主の審美眼にかなうものでした。
装飾性に富んだ型の反復美は琳派好みの典型を示してはいますが、よくみると油彩
画も研究した絵の具の扱いや、写生を活かした大胆な狩野派的画面構成など、櫻谷
の斬新で意欲的な取り組みが盛り込まれていることに気付きます。
大正時代の櫻谷は、独特な色彩の絵の具を使い、顔料を厚く盛り上げ、筆跡を立体
的に残し油彩画のような筆致に挑戦していました。
そのため櫻谷は“技巧派”などと称されましたが、櫻谷の真骨頂はそれに収まらない
極めて近代的なものでした。
江戸時代中期、中国画や西洋画の技法を取り入れつつ、自然や事物を生き生きと
ありのままに描く「生写し(イキウツシ)」(写生)という方法を円山応挙が編み出し門下に
継承されましたが、本展では円山四条派の写生に基づく動物画と比較しながら、動物
表現に託した櫻谷のヒューマニズムが生んだ作品もライトアップします。
古典画題に現代性を与え、時にリアルな人間的感情を溶かし込まれた絵の中の動物
たちは櫻谷の筆を通して息を吹き返し、とりわけ動物が折節に見せる生き生きとした
豊かな表情は、観る者の心に沁みます。
企画展『ライトアップ木島櫻谷 ―四季連作大屛風と沁みる「生写し(ショウウツシ)」』は、
泉屋博古館東京にて、3/16(土)~5/12(日)まで開催します。
そして今週は、
『ライトアップ木島櫻谷』の招待券を、抽選で5組10名様にプレゼント!!
希望する方は、下記要領に従ってお申し込み下さい。
★☆★皆様のご応募をお待ちしています★☆★
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企画展『ライトアップ木島櫻谷 ―四季連作大屛風と沁みる「生写し」』
開催期間 : 3/16(土)~5/12(日)
※月曜休館。但し、4/29&5/6開館、4/30&5/7休館。
会 場 : 泉屋博古館東京
※東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅下車、
北改札正面 泉ガーデン1F出口より屋外エスカレーターで徒歩3分、他。
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応募方法
郵便番号・住所・氏名(※忘れずに!)・電話番号、キーワード《櫻谷》と明記の上
リクエスト曲、または身の回りのよもやま話etcひとことメッセージを必ず添えて、
(件名)『ゆうがた5 GoGoミュージアム』係にお申込み下さい。
eメール mail@chofu-fm.com
FAX 042-443-8068
ハガキ 〒182-0026
調布市小島町2-33-1 文化会館たづくり3階
調布エフエム放送 ゆうがた5
リクエストフォームからのご応募もOKです▽
応募〆切 3/12(火)必着
当選発表 発送を以って代えさせて頂きます。
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尚、当展について詳細は…
HP
泉屋博古館東京 <六本木> | SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM TOKYO
企画展 ライトアップ木島櫻谷 <br>― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」 | 展覧会 | 泉屋博古館東京 <六本木> (sen-oku.or.jp)