★たまにち 街角レポート レポーター:清水 建志★
- 2024.02.04
すっきりしないお天気の中からお届けした本日の街角レポートは、文化会館たづくり2階・南ギャラリーで開催される『南部菱刺し作品展』さんのレポートです!
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南部菱刺しは「庄内刺し子」「津軽こぎん刺し」と並んで、青森県南・太平洋側、南部地方につたわる刺し子の技法のひとつで日本三大刺し子と呼ばれています。
その南部菱刺しに魅了されて調布市内で教室を開き、これまで多くの方に長岡喜美子さんにお話を伺いました。
長岡さんは東京都の出身だそうですが、「南部菱刺し」の魅力を知ってから図書館に1冊だけあったという関連書籍を基に勉強され、これまでたくさんの作品を作られたほか、多くの方にも教えられているそうです。
教室には現在男女30名の方が定期的に出入りされているそうですが、南部菱刺しを教えられる方が多くないため、福島県や東海地方からも長岡さんの所に教わりに来る方が多いそうです。
もともと南部菱刺しは青森地方由来のものなので、長岡さんも他の地域で広めることを薦められたこともあるそうですが、現在は”調布の”南部菱刺しで良いと思うにとどまるようになり、市内で定期的に活動や展示会を行っているそうです。
こちらの写真は「型こ」と呼ばれる基本の菱をひとつさしてみるもので、これを最初に完成させてから徐々に段階を踏んでできる事になるそうです。
作品は数カ月から1年ほどかけて制作される方が多いそうです。
「南部菱刺しの会」としては、
毎月第3月曜日10時~16時の時間帯で、文化会館たづくり「みんなの広場」で行われてい行われているそうです。
南部菱刺し作品展
~2024年2月6日(火)まで開催
10時~17時(最終日は15時終了)
場所:調布市文化会館たづくり2F南ギャラリー (調布市小島町2丁目33−1)
入場無料・予約不要