毎週木曜日21:30から放送しています「東京オアシス」に

作曲家で編曲家の丸山和範さんにご出演いただきました。

 

令和5年11月2日放送

 

NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」の音楽、NHKスペシャルのテーマ、NHK ニュースのオープニング、印象的なフジテレビの「古畑任三郎」シリーズのオーケストレーションなど多くの作品を送りだしている作曲家。

どのように歩まれたのでしょう……

 

<  内容　>

・昭和のスパルタ東京藝大附属高校の授業

・藝大時代に「夜のヒットスタジオ」オープニングアレンジから始まった……

・ご縁からしか仕事は来ない

・古畑任三郎

・原発事故からの作品

・今構想を練っているミュージカル

・作曲家を目指す若者へ

 

私は27年前、過疎に向かっていたある町のイメージソングづくりのお仕事で丸山さんとご一緒した。まだお互い若かったが、その時の丸山さんのすべてに対しての観察眼の鋭さが忘れられない。

その時から物腰もおかわりなくとてもお優しい方だが、いつも感じるのは私たちの予想をはるかに超える集中力の結集でヒット曲が生まれるということ。

例えば平凡な私の提案する企画など、吹けば飛ぶような単なる分別臭いものであり「これが良いのです!」など言えたものではない。

彼の生み出す音楽は、深く大きな人類愛を持ち「これが良いのです」という”音の言葉”で届けていく。

大衆の心にちゃんと響くのは当然の事だが、それまでに味わったことのない、おしゃれ感と格調の高さをそっと添えられている作品の数々。

興味深いお話です、どうぞお聴きください。