「床の間芸術」を考える。 特別企画展『日本画の棲み家』の招待券を5組10名様にプレゼント♪ par ゆうがた5 北山裕子
- 2023.10.25
【ゆうがた5】火曜日のアートの殿堂=『Go Goミュージアム』。
今週も『ゆる散歩』をお休みして、18時35分頃からもアート・イベントをご案内b
昨日=10/24(火)の番組後半『GoGoミュージアム Annex』コーナーで紹介したのは…
特別企画展『日本画の棲み家』 …です ☆★☆
望月玉泉《雪中蘆雁図》明治41年(1908) 泉屋博古館東京
竹内栖鳳《禁城松翠》昭和3年(1928)泉屋博古館東京
岸田劉生《四時競甘》大正15年(1926)泉屋博古館東京
広々とした空間で不特定多数が鑑賞する展覧会の会場ではなく、建物規模の
大小は有れど、床の間や座敷を飾る装飾でもあった日本画を、今改めて考える
というユニークな試み。
特に現在活躍する6名の若手アーティストが、本展のために制作する”現代版”
「床の間芸術」なるものに興味津々。
会期中の12/10には、その若手作家6名による座談会も開催予定です。
入館料のみで参加頂けますが、定員40名につき、気になった方は下記詳細を
ご確認ください☆彡
座談会「床の間芸術を考える」 | イベント・ラーニング | 泉屋博古館東京 <六本木> (sen-oku.or.jp)
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明治時代における西洋文化の到来は、絵画を鑑賞する場に地殻変動をもたらし
ました。
特に展覧会制度の導入は、床の間や座敷を「棲み家」とした日本画を展覧会場へ
と住み替えさせることとなり、その結果、巨大で濃厚な色彩の作品が増えるなど、
日本絵画は新しい「家」に相応しい表現へと大きくシフトしていきました。
こうした時代の中で集められた泉屋博古館の日本画は、むしろ邸宅を飾るために
描かれたもので、来客を迎える為の屛風や床映えする掛け軸など、展覧会を舞台と
する「展覧会芸術」とは逆行する「柔和な」性質と「吉祥的」内容を備えています。
本展は、かつて住友の邸宅を飾った木島櫻谷による衝立や、橋本雅邦、望月玉泉ら
による屏風絵、竹内栖鳳、岸田劉生らによる掛け軸などをはじめとする日本画を展観
し、今日その姿を消しつつある日本画の「棲み家」に光を当てることで、床の間や座敷
を飾る日本画の魅力とその行方を紹介するものです。
また今を生きる6名の若手作家に、本展のために描いてもらった現代版「床の間芸術」
ともいえる新作も展示することで、これからの日本画や鑑賞の在り方についても問題
提起します。
特別企画展『日本画の棲み家』は、
泉屋博古館東京にて、11/2(木)~12/17(日)まで開催します。
そして今週は、
『日本画の棲み家』の招待券を、抽選で5組10名様にプレゼント!!
希望する方は、下記要領に従ってお申し込み下さい。
★☆★皆様のご応募をお待ちしています★☆★
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特別企画展『日本画の棲み家』
開催期間 = 11/2(木)~12/17(日)
※月曜休館。
会 場 = 泉屋博古館東京
※東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅下車、
北改札正面 泉ガーデン1F出口より屋外エスカレーターで徒歩3分、他。
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応募方法
郵便番号・住所・氏名(※忘れずに!)・電話番号、キーワード《床の間》と明記の上
リクエスト曲、または身の回りのよもやま話etcひとことメッセージを必ず添えて、
(件名)『ゆうがた5 GoGoミュージアム』係にお申込み下さい。
eメール mail@chofu-fm.com
FAX 042-443-8068
ハガキ 〒182-0026
調布市小島町2-33-1 文化会館たづくり3階
調布エフエム放送 ゆうがた5
リクエストフォームからのご応募もOKです▽
応募〆切 10/31(火)必着
当選発表 発送を以って代えさせて頂きます。
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尚、当展についての詳細は…
ハローダイヤル TEL 050-5541-8600
HP