毎週木曜日21:30から放送しています「東京オアシス」に

朗読家の鈴木千秋さんにご出演いただきました。

令和5年8月31日放送

読み聞かせ、音読などが見直されている昨今、朗読の魅力を

お話頂きました。

<  内容　>

・声の仕事に魅了された10代

・「頭で読むな」と憧れの恩師からの教え

・「源氏物語」の魅力　日本語の魅力

・様々な演出で無限に広がる舞台朗読の世界

昨今「鬼～～」という言葉で究極の力を表現する。鈴木千秋さんは学者ではないが

彼女から「鬼国語力」を感じる。

日本語の個性として、奥ゆかしさを美学とする文化ゆえに、文章の最後に結論を置き、それまでに、結論に至る理由が謙譲をたっぷりと含み悠然と存在する。

このインタビューで千秋さんの言葉を是非お聴きいただきたい。ちゃんとその美学が生き、正しい文章が淀みなくあふれ出すのです。それは本当に見事!

千秋さんは「源氏物語」の舞台朗読の第一人者の幸田弘子氏に長年学んだ。

そして今、1000年前の日本長編小説の「源氏物語」が朗読家鈴木千秋さんによって、この令和にこそ魅力が感じられる演出を施され朗読ライブを開催されている。

私も以前何度か舞台をご一緒したが、企画の段階で、その「鬼国語力」に毎回助けられた思い出がある。彼女のその国語力についても是非ご堪能下さい。

お楽しみに!