木米がもう、頭から離れない。『没後190年 木米』の招待券を5組10名様にプレゼント♪ parゆうがた5 北山裕子
- 2023.01.11
【ゆうがた5】火曜日17:10頃~のアートの殿堂=『Go Goミュージアム』。
今週も『ゆる散歩』をお休みして、アート・イベントを2つご案内b
昨日=1/10(火)のOAで、先ずご紹介したのは…
『没後190年 木米』 …です ☆★☆
”幕末の京焼三名人”のひとりであり、陶工であると同時に画家で文人でも
あった青木木米(もくべい)。
特に東京では、まとまった形で紹介するのは本展が初めての機会となるので、
学芸員による展示レクチャーや、エデュケーターによる鑑賞ガイドは有難い
ところ。
いずれも入館者は参加費無料となっていますが、先着順の事前申し込み制
につき、気になる方は早目にチェックなさって下さいねb
イベント一覧 まなぶ・参加する サントリー美術館 (suntory.co.jp)
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木米は京都祇園の茶屋「木屋」に生まれ、俗称を「八十八(ヤソハチ)」と言います。
「木屋」或いは氏の「青木」の「木」と、「八十八」を縮めた「米」に因んで木米と
名乗り、30代で陶芸について表した中国の書物『陶説』に出会うと、これを翻訳
しつつ本格的に陶芸に打ち込みました。
その作品は、優れた煎茶器から茶陶まで、多岐にわたりますが、熱心な古陶磁
研究を土台に広い視野を持ち、古今東西の古陶磁の美を、因習を超えて柔軟に
結び付け、新しい美を開いていく創造の姿勢が、木米の焼き物には現れています。
一方、木米がとりわけ50代後半以降に余興として描いた絵画は、清らかで自由
奔放な作風が魅力です。
その多くは友人への贈り物として描かれた山水画で、交友関係や木米自身の
人柄を想像しながら鑑賞すると、より一層味わい深く感じられます。
また、文人・木米を知る上で欠かせないのがその壮大な遺言で、
「これまで集めた各地の陶土をこね合わせ、その中に私の亡骸を入れて窯で
焼き、山中に埋めて欲しい。長い年月の後、私を理解してくれるものが、それ
を掘り起こしてくれるのを待つ」と言ったと伝わっています。
本展では、当時の文人らが憧れた木米の個性あふれる屈指の名品を、一堂に
紹介します。
木米の陶磁、絵画、交友を通して、強烈な個性と創作意欲を生涯もち続けた、
陶工にして画家、また文人でもある「木米」の魅力、その稀有な生涯と芸術の
全貌に迫る、貴重な機会にどうぞご期待ください。
『没後190年 木米』は、
サントリー美術館にて、2/8(水)~3/26(日)まで開催します。
そして今週は…
『木米』展の招待券を、抽選で5組10名様にプレゼント!!
希望する方は、下記要領に従ってお申し込み下さい。
★☆★皆様のご応募をお待ちしています★☆★
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『没後190年 木米』
開催期間 = 2/8(水)~3/26(日)
※火曜休館。
会 場 = サントリー美術館
※都営大江戸線・六本木駅直結 東京ミッドタウン ガレリア3F。
※新型コロナウィルス感染拡大防止の為、来館時のマスク着用等にご協力下さい。
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応募方法
郵便番号・住所・氏名(※忘れずに!)・電話番号、《木米》と明記の上、
リクエスト曲、または身の回りのよもやま話etcひとことメッセージを必ず添えて、
(件名)『ゆうがた5 GoGoミュージアム』係にお申込み下さい。
eメール mail@chofu-fm.com
FAX 042-443-8068
ハガキ 〒182-0026
調布市小島町2-33-1 文化会館たづくり3階
調布エフエム放送 ゆうがた5
リクエストフォームからのご応募もOKです▽
応募〆切 1/31(火)必着
当選発表 発送を以って代えさせて頂きます。
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尚、当展についての詳細は…
サントリー美術館 TEL 03-3479-8600
サントリー美術館HP